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「最高の飼い主」を目指そう! 愛犬の笑顔を増やす“接し方のヒント”

愛犬がふとしたときに笑顔をみせることってありますよね。犬が笑顔を浮かべるときは、大半が人と同じ感情がもとになっているといわれています。
愛犬が笑顔でいられる時間を増やすために、飼い主さんが日常生活で実践できる“接し方のヒント”について、獣医師・獣医学博士の増田宏司先生に教えていただきました。

愛犬を笑顔で見守ろう

MIX小型犬のららちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

飼い主さん自身が笑顔でいる

飼い主さんが愛犬の笑顔を見たいと思っているのと同じで、愛犬にとっても大好きな飼い主さんの笑顔は何よりもかけがえないもの。愛犬がそばにいるときに、とびっきりの笑顔を向けてあげれば、愛犬もきっと笑顔を返してくれるはずです。

「見てるよ」と視線で伝える

愛犬が笑顔を浮かべやすくするためには、心から安心できる環境づくりも大切です。「飼い主さんが見守ってくれている」と感じるとリラックスしやすくなるので、愛犬に目線を向ける時間をできるだけ多くしてみましょう。
MIX小型犬の虹郎くん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

実況中継するように話しかける

愛犬は飼い主さんといっしょに何かをすることが大好き! たとえば「今から散歩に行くよ。これはリードだよ。リードを首輪につけるね」など、実況中継をするように逐一話しかけると、愛犬のワクワク度がアップします。

あえて存在感を消してサプライズを狙う

愛犬がリラックスしているときに、なるべく存在感を消しながら近づき、「気付かないうちに飼い主さんがそばにいた!」というサプライズを演出してみるのもいいでしょう。ただ、先回りして気付いてしまうコもいるので、難易度は少し高めかもしれません。

危険なこと以外は「ダメ」にしない

愛犬は我慢して飼い主さんの暮らしに合わせてくれています。できればなるべく不自由を感じさせないように、命に危険がないこと以外は許容して、ダメなことは最小限に。飼い主さんも愛犬も、お互いに気が楽になることで、笑顔が引き出しやすくなるでしょう。
柴犬のころくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

まだ知らない愛犬の“笑顔”を探してみる

犬の笑顔にも個性があります。口角が上がっていなくても、一見しかめっ面のような顔でも、愛犬が幸せを感じていれば“笑顔”のひとつ。愛犬の表情をつぶさに観察して、今までにない新しい種類の“笑顔”がないか探してみましょう。

「笑顔ノート」を作ってみる

日々の生活の意外な場面にも、愛犬が笑顔になるタイミングが隠れています。飼い主さんが意識していないときでも、愛犬は笑顔になっているかも。宝探しのような気分で、愛犬が笑顔になりやすい場面を書き出してみましょう。

家族の誰かがそばにいるようにする

いっしょに過ごせる時間が増えると、愛犬も幸せになります。コロナ禍で飼い主さんの在宅勤務が推奨されるような環境にあれば、家族間で出勤日を調整するなどして、誰かが愛犬のそばにいられるようにしてあげると愛犬の笑顔も増えることでしょう。
話しかけたり、触ったり、見守ったり……。日々の接し方を少し意識するだけで、愛犬の笑顔の時間を増やすことができます。
飼い主さんや愛犬のスタイルにあったコミュニケーションの取り方を試しながら、笑顔溢れる毎日にしていけるといいですね。
お話を伺った先生/増田宏司先生(獣医師 獣医学博士 東京農業大学農学部動物科学科(動物行動学研究室)教授)
参考/「いぬのきもち」2022年1月号『2022年も、その先も! 愛犬にとって「最高の飼い主」でいるために 愛犬がずっと笑顔でいられるための25のヒント』
文/緒方るりこ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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