愛犬とドッグランへお出かけすれば、思う存分のびのびと遊ばせてあげられます。ドッグランをみんなで快適に使うためには、マナーを守るのが当たり前。今回はしつけインストラクターの川原志津香先生に、ドッグランでのマナーや注意点を教えてもらいました。
まずはほかの犬に慣れさせるトレーニングを!
犬とのふれあいが苦手な愛犬の場合、まずはほかの犬に慣れさせるトレーニングをしましょう。ふれあいに慣れていない犬をいきなりドッグランに入れると、怖がってほかの犬に吠えてしまうなどのおそれが。また、愛犬自身にも大変なストレスになりやすいです。
過信は禁物!愛犬のことをしっかり見守ろう
ドッグランで遊ぶ愛犬から目を離さず、しっかり見守ることも大切。ドッグランは犬にとっていつもと違う環境のため、つい興奮してしまうことがあります。ふだんは穏やかな愛犬でも、「うちのコは大丈夫」と過信するのは禁物。愛犬がほかの犬を追いかけ回したり吠えかかったりしないよう、行動や様子をチェックしましょう。
また、犬は遊ぼうとしたり力関係を試そうとしたりして、ほかの犬にマウンティングすることがあります。愛犬がマウンティングしていたら、ほかの犬からすぐに引き離すのがマナーです。
ほかの犬におやつをあげるときは要注意
ドッグランは犬がたくさんいる場所。いろいろな犬とふれあいたい、愛犬と仲良くしてほしいといった気持ちはわかりますが、アレルギーをもっている犬もいるので、相手の飼い主さんへの断りなくおやつを与えるのは避けましょう。
犬たちがリードから解き放たれ、自由に遊べるドッグラン。それゆえつい気がゆるみ、マナーを無視してしまう飼い主さんも。みんなで気持ちよく利用するために、ご紹介したマナーを守って楽しみましょう。
※ドッグランを利用する場合は各施設の利用規約に従いましょう。最新情報は各施設のホームページなどでご確認ください。
お話を伺った先生/川原志津香先生(「Can!Do!Pet Dog School」専任しつけインストラクター)
参考/「いぬのきもち」2020年1月号『あらゆるところに出没する!? マナー違反飼い主妖怪図鑑』
文/松本マユ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。