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柴犬と仲良く暮らすために|性格・特徴・飼い方のポイントを知ろう

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日本の古来から愛されている犬種「柴犬」。愛らしい顔と身体つきから、柴犬ファンもたくさんいますし、グッズのモデルになることもしばしば。今回は、これから柴犬を飼うことを検討している方や柴犬ファンの方に、その性格や特徴をご紹介します。

柴犬の歴史と性格

縄文時代から続くルーツ

柴犬の性格や特徴を知るために、まずは現代の柴犬のルーツを探りましょう。私たち日本人は、柴犬を見るとなんとなく懐かしく、親しみを感じることがあります。これは、柴犬がずっと昔から日本人と一緒にいたからです。柴犬は、縄文時代から続く土着犬の姿を、そのまま受け継いだ犬。つまり、私たち日本人の遠い祖先も、現代の柴犬とよく似た風貌の犬と暮らしていました。柴犬に親しみが沸くのも、そんな背景があるからかもしれません。

時代は移り変わり、弥生時代には、一部の縄文人が犬を連れて山の奥へ移住。縄文時代には狩りのパートナーだった柴犬ですが、古墳時代に入ると、今でいう首輪のような鈴をつけた犬の埴輪が出土されています。つまり、この頃から、現在のような「飼い犬」の意識が出始めたと考えられています。その後、明治時代に発令された規則により捕獲されてしまったり、戦争の危機で過酷な状況を強いられたりした柴犬ですが、命がけで柴犬の血筋を守った人々の努力により、現在の柴犬がいるというわけです。

柴犬の性格は?

ひと口に柴犬といっても、個体差によって性格はさまざまです。以下では、成長に合わせて変化する、一般的な柴犬の性格の特徴をご紹介します。

【子犬期(誕生から7か月ごろ)】
なんにでも好奇心があり、いろいろなことに挑戦して吸収していきます。まさに好奇心の固まり。この時期は、なるべく外に出て色々な経験をさせて、社会性を身につけさせてあげましょう。

【青年期(8か月ごろ~3才ごろ)】
少しずつ自信がついて、個性が際立ってくるのが青年期です。わがままな行動をとる子も出てきたりと、まだまだやんちゃ盛りと言えます。

【壮年期(4才ごろ~7才ごろ)】
毎日の生活習慣を覚えて、飼い主さんの行動パターンも理解し、まさに「良き相棒」となってくる頃です。やんちゃ盛りだったそれまでと比べて、平穏な生活を好むようになります。

【シニア期(8才~)】
徐々に聴覚や視覚は衰えてきますが、嗅覚と触角は残ります。飼い主さんをにおいと撫で方で認識し、安心感を覚えます。なかには、このころから頑固さが出てくる子もいるでしょう。

オスとメスではどう違う?

柴犬のオスとメスとの違いは、以下のような点に現れます。

身体の大きさ

柴犬の標準体重は、オスが10.5kg、メスは8kgと、メスのほうがオスよりも一回り小さめです。体高も、オスの標準が39.5cmなのに対し、メスは36.5cm。また、オスとメスでは顔つきにも差があり、オスはマズルが太いのに対し、メスは細めです。表情も、メスのほうが優しい顔つきをしていることが多いです。

病気になりやすいのはどちら?

性別によって、病気になりやすさが変わるということはありません。ただ、オス(メス)しかならない生殖器の病気や、なりやすい病気はそれぞれにあります。オスだけの病気としては、「停留睾丸」などが挙げられ、メスだけの病気としては、「子宮蓄膿症」などがあります。また、オスがなりやすい病気は、尿結石、認知症などで、メスがなりやすい病気には乳腺腫瘍、膀胱炎などが挙げられます。

柴犬は飼い方で性格が変わる?

柴犬が番犬として飼われていた時代に利点とされていた、頑固さや警戒心、気の強さが、現代では、困った行動につながってしまうことがあります。通常、犬のしつけは何歳からでも始められますし、大人になってからでも、困った行動を軽減することができます。しかし、柴犬は頑固な性格ゆえに、一度習慣になってしまったクセをなおすのは、他の犬種に比べると時間も手間もかかりやすくなります。ですので、子どものころから意識して、社会性や柔軟性を身に着けさせるような飼い方をすることが大事です。

そして、柴犬は賢くて観察力が高く、空気を読むのが得意。そのため、自分に甘い人かどうかを見分け、相手や状況によって態度を変えることがあります。どんなときでも飼い主さんがブレずに行動し、決めたことを必ず守る一貫性を持ち、毅然とした態度をとりましょう。このように、小さなころからきちんとしつける飼い方をしているかどうかで、その後の性格にも影響が出やすくなります。

柴犬の性格に合わせたしつけと飼い方のポイント

初対面でもすぐ仲良し!フレンドリーな性格

自分から他の犬に寄っていく、新しいおもちゃにすぐ興味をもつ、遊びに誘うといつでもノリノリになってくれるー。こんな性格の柴犬は、知らない間に公園のアイドルになっているタイプですね。そんなフレンドリー柴犬は、人が大好き。かまってもらえないときに、思い切ったいたずらをして、かまってアピールをすることも。

そんな子には、興奮しすぎないよう、きちんとコントロールをしてあげることが大事です。しつけ方法としては、興奮を抑える、フセやマテを教えましょう。また、静かにしている時に「いい子だね」と声をかけて褒め、静かにしていることを覚えさせるのも効果的です。はしゃぎすぎは思わぬケガや事故につながってしまうことがあるので、飼い主さんが上手にコントロールしてあげましょう。

おっかなびっくり。慎重な性格

いつもおとなしく、つつましい柴犬もいます。こういったタイプは飼い主さんと一緒にいることで安心するので、トラブルは起きにくいのですが、怖がりな面があるため初対面の人や犬が苦手です。恐怖心から吠えてしまったり、追いつめられると噛みついてしまったりなんてこともあるでしょう。

そんな慎重派の柴犬は、苦手なものが多いので、それらに慣れさせる工夫をしましょう。苦手なものが多いとストレスが溜まりやすくなりますので、おやつなど好きな物を使い、苦手なものを良い印象に変えましょう。あくまでも、苦手なものに慣れさせるときは、その子のペースに合わせてゆっくりとしつけてあげてくださいね。

頑固な性格はご愛敬。小さなころからきちんとしつけることで、従順な性格が活かされて、かけがえのないパートナーになってくれますよ!柴犬のことをよく知って良いところを伸ばし、仲良く暮らしていきたいですね。

出典/「いぬのきもち」特別編集『柴犬との暮らしがもっと楽しくなる本』(監修:東京農業大学教授 長島孝行先生、しつけスクールCan!Do!代表 西川文二先生、フジタ動物病院 院長 藤田桂一先生)
文/kate
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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