犬と暮らす
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柴犬と仲良く暮らすために|性格・特徴・飼い方のポイントを知ろう
柴犬の歴史と性格
縄文時代から続くルーツ
時代は移り変わり、弥生時代には、一部の縄文人が犬を連れて山の奥へ移住。縄文時代には狩りのパートナーだった柴犬ですが、古墳時代に入ると、今でいう首輪のような鈴をつけた犬の埴輪が出土されています。つまり、この頃から、現在のような「飼い犬」の意識が出始めたと考えられています。その後、明治時代に発令された規則により捕獲されてしまったり、戦争の危機で過酷な状況を強いられたりした柴犬ですが、命がけで柴犬の血筋を守った人々の努力により、現在の柴犬がいるというわけです。
柴犬の性格は?
【子犬期(誕生から7か月ごろ)】
なんにでも好奇心があり、いろいろなことに挑戦して吸収していきます。まさに好奇心の固まり。この時期は、なるべく外に出て色々な経験をさせて、社会性を身につけさせてあげましょう。
【青年期(8か月ごろ~3才ごろ)】
少しずつ自信がついて、個性が際立ってくるのが青年期です。わがままな行動をとる子も出てきたりと、まだまだやんちゃ盛りと言えます。
【壮年期(4才ごろ~7才ごろ)】
毎日の生活習慣を覚えて、飼い主さんの行動パターンも理解し、まさに「良き相棒」となってくる頃です。やんちゃ盛りだったそれまでと比べて、平穏な生活を好むようになります。
【シニア期(8才~)】
徐々に聴覚や視覚は衰えてきますが、嗅覚と触角は残ります。飼い主さんをにおいと撫で方で認識し、安心感を覚えます。なかには、このころから頑固さが出てくる子もいるでしょう。
オスとメスではどう違う?
身体の大きさ
病気になりやすいのはどちら?
柴犬は飼い方で性格が変わる?
そして、柴犬は賢くて観察力が高く、空気を読むのが得意。そのため、自分に甘い人かどうかを見分け、相手や状況によって態度を変えることがあります。どんなときでも飼い主さんがブレずに行動し、決めたことを必ず守る一貫性を持ち、毅然とした態度をとりましょう。このように、小さなころからきちんとしつける飼い方をしているかどうかで、その後の性格にも影響が出やすくなります。
柴犬の性格に合わせたしつけと飼い方のポイント
初対面でもすぐ仲良し!フレンドリーな性格
そんな子には、興奮しすぎないよう、きちんとコントロールをしてあげることが大事です。しつけ方法としては、興奮を抑える、フセやマテを教えましょう。また、静かにしている時に「いい子だね」と声をかけて褒め、静かにしていることを覚えさせるのも効果的です。はしゃぎすぎは思わぬケガや事故につながってしまうことがあるので、飼い主さんが上手にコントロールしてあげましょう。
おっかなびっくり。慎重な性格
そんな慎重派の柴犬は、苦手なものが多いので、それらに慣れさせる工夫をしましょう。苦手なものが多いとストレスが溜まりやすくなりますので、おやつなど好きな物を使い、苦手なものを良い印象に変えましょう。あくまでも、苦手なものに慣れさせるときは、その子のペースに合わせてゆっくりとしつけてあげてくださいね。
文/kate
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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