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何才からシニア犬になる?認知症を予防する習慣|獣医師解説
今回はシニア犬に関する疑問について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生にお話をうかがいました。
7才からシニア犬の仲間入り
岡本先生:
「7才からです。散歩の時間や活動時間が減り始め、以前よりくつろぐ時間を好むようになるなど、老化の兆候が見られるようになります」
シニア犬がかかりやすい病気とは
岡本先生:
「内臓疾患、腫瘍、甲状腺の病気を患いやすくなります。こうした病気の予防は難しいので、たとえ元気そうでも半年に1回は健診を受けることをおすすめします」
犬の認知症を予防するには?
岡本先生:
「オメガ3系多価不飽和脂肪酸の摂取で、認知機能の低下を遅延させることができる可能性があるとされています」
――食事以外の生活習慣で、認知症予防になることはありますか?
岡本先生:
「よく話しかけたり、日向に連れて行ったり、外に出してあげたりするとよいでしょう。こういった行動が脳への刺激となり、認知機能の低下を遅延させられる可能性があるといわれています」
――ありがとうございました。
また、犬も高齢になると認知症になる可能性があります。認知機能への効果が期待される栄養素を取り入れたり、散歩やスキンシップで脳に刺激をあたえてあげたりと、お家でできるケアを心がけてみてくださいね。
取材・文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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