犬と暮らす
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うちのコに限って…と油断は禁物!愛犬を「迷い犬」にしないために。
こういう問いかけをすると、「うちのコに限って……」「うちのコは大丈夫!」と断言する飼い主さんが意外に多いんです。
しかし、家の中でも外でも、何があるかわかりません。不測の事態に備えて、いつでも対応できるようにしておくことが、飼い主さんの責任です。
今回はドッグトレーナーの戸田美由紀先生に、迷い犬になってしまう原因についてくわしく解説していただきました!
迷い犬になるおもな原因は、「首輪抜けによる脱走」と「パニックになる脱走」のふたつがあるのだとか。
下記で取り上げることをよく確認してみてください!
首輪抜けによる脱走の原因1:首輪がゆるんでいる
試したい首輪のゆるさ確認法は?
上記のイラストのように、首から先にいかない程度のゆるみで締めるのがベスト!
※トリミングしたあとや体重の増減で首回りのサイズも変化します。飼い主さんは、まめにチェックすることを習慣づけましょう。
首輪抜けによる脱走の原因2:首輪が傷んでいる
できれば、半年に1回くらいは首輪の点検をするのが安心。
チェックポイント1:縫い目のほつれ
チェックポイント2:素材の劣化
チェックポイント3:バックル部分
首輪抜けによる脱走の原因3:リードに問題あり
チェックポイント1:リードの強度
チェックポイント2:持ち手の縫い目
チェックポイント3:金具の強度
「引きが強くて苦しそうだから……」といって、首輪やハーネスをゆるめに装着する飼い主さんがいます。しかし、まずは飼い主さんの横について歩けるように、飼い主さんともども練習することが解決の早道です!
そして、首輪やリードを購入する際は、ドッグトレーナーや専門店のスタッフさんなどに相談しましょう!
パニックによる脱走を防ぐために1:予測できる場合は対策をしましょう
たとえば、雷や豪雨、風などの自然現象による音が長時間続く場合、パニックになってケージや部屋のドアを破壊して脱走してしまうケースも。
留守番時はとくに注意!
・雨戸やカーテンを閉める
・サークルやケージからの脱走に備えて、部屋にカギをかける
・ケージに毛布などをかけて暗くする
・ラジオをつける
などして、対策をしましょう!
※ただし、症状は個体によって異なるため、過度に反応する場合は獣医さんなどの専門家に相談してください。
外飼いをしている犬の場合
ただし周囲にものを置いたままにすると、ぶつかって壊したり、愛犬がケガをする場合があるので注意しましょう。
パニックによる脱走にならないために2:散歩や外出時に気をつけたい3つのこと
注意1:靴選び
注意2:子どもの散歩
注意3:置き去り
(監修:DOG IN TOTAL主宰、日本動物病院協会認定家庭犬しつけインストラクター 戸田美由紀先生)
文/Honoka
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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