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距離を感じる瞬間は? 犬が自分や家族になつかない理由
愛犬に「なつかれていない」と感じることはありますか? 犬の飼い主さんに、自分や家族がなつかれていないと感じることはあるか聞いてみました。また、犬が特定の人や家族全員になつかない理由を、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。
「自分や家族が愛犬からなつかれない」と約2割の人が回答

2023年3月に「いぬのきもちアプリ」内で実施したアンケートによると、22%の飼い主さんが「愛犬が自分や家族になついていない」と感じることがあるとわかりました。飼い主さんたちは、どのようなときに「愛犬がなついていない」と感じるのでしょうか。
自分や家族が「なつかれていない」と感じること
・「噛む」
・「家では寄ってこない。が、一転してドッグランなど外では、どの家族よりも自分を頼りにしてくる。何が違うのか分からない……」
・「おいでと言っても来ないときがある。ときどき甘噛みされる」
・「相性が悪いのか母親に吠えるし、唸る」
・「自分にしか寄ってこない」
・「特定の人だけに向かって、気に入らないことをされたときに攻撃してしまう」
・「父親にだけは吠えたり、噛んだりする。怒ってもやめない」
・「帰ってきたときに、やたらと吠えまくる」
・「座っていると、前に来て背中を向けてお座りしてくる」
・「家では寄ってこない。が、一転してドッグランなど外では、どの家族よりも自分を頼りにしてくる。何が違うのか分からない……」
・「おいでと言っても来ないときがある。ときどき甘噛みされる」
・「相性が悪いのか母親に吠えるし、唸る」
・「自分にしか寄ってこない」
・「特定の人だけに向かって、気に入らないことをされたときに攻撃してしまう」
・「父親にだけは吠えたり、噛んだりする。怒ってもやめない」
・「帰ってきたときに、やたらと吠えまくる」
・「座っていると、前に来て背中を向けてお座りしてくる」
【獣医師取材】愛犬がなつかない理由
家族のなかで特定の人だけなつかれていない場合は、次のような原因が考えられるそうです。
岡本先生:
「気分や愛犬への対応にムラがある人、大きい音や大きい声を出す人、愛犬の気持ちを汲み取ろうとしない人などは、なつかれにくいです。また、特定の性別や年齢の人にトラウマ(苦手意識)がある場合もあるでしょう。過去に驚かされた、怖いことをされた、嫌なことをされたなどの経験があるのかもしれません」
岡本先生:
「気分や愛犬への対応にムラがある人、大きい音や大きい声を出す人、愛犬の気持ちを汲み取ろうとしない人などは、なつかれにくいです。また、特定の性別や年齢の人にトラウマ(苦手意識)がある場合もあるでしょう。過去に驚かされた、怖いことをされた、嫌なことをされたなどの経験があるのかもしれません」
家族全員になつかない場合は、理由が違う
岡本先生:
「家族全員に対してよそよそしい態度を取る場合は、人に対して警戒心や不安感をもっている可能性があるでしょう」
「家族全員に対してよそよそしい態度を取る場合は、人に対して警戒心や不安感をもっている可能性があるでしょう」
愛犬との距離を縮めるためにできること
愛犬との距離を縮めるために、できることもあるようです。
岡本先生:
「急に距離を縮めず、まずは名前をこまめに優しく呼び、近づいても嫌がらない距離を保つことから始めましょう。愛犬の行動を意識しすぎず、穏やかに、自然にふるまうことも大切です」
岡本先生:
「急に距離を縮めず、まずは名前をこまめに優しく呼び、近づいても嫌がらない距離を保つことから始めましょう。愛犬の行動を意識しすぎず、穏やかに、自然にふるまうことも大切です」
単なる思い過ごしの場合もあるかもしれませんが、過去の経験や自分のふるまいに原因があって、なつかないこともあるようです。もし、愛犬になつかれていないと感じる場合は、愛犬のペースに合わせて少しずつ歩み寄ってみてください。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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