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サマーカットって実はよくないの?夏場に増える「犬の皮膚トラブル」ギモン5選

日差しが強かったり皮膚がむれやすかったりすることで、犬の皮膚トラブルが増える夏。
そこで今回は、「サマーカットってやってもいいの?」「シニア犬は紫外線ダメージを受けやすい?」など、夏場によくあるスキンケア関連のギモンを、獣医師の後藤慎史先生に伺いました。

サマーカットがじつはよくないって本当?

チワワのゼットくん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
被毛を少し短くする程度ならさほど問題ありませんが、短くしすぎてしまうと、皮膚が紫外線のダメージを受けやすくなります。また、バリカンを使ったカットをすると、犬種によっては毛が生えにくくなるケースも。カットを行う際は、プロに相談したほうが安心です。

海や川で遊んだあとは、シャンプーしたほうがいい?

トイ・プードルのもこちゃん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
海や川は、きれいとはいえない場所も少なくありません。感染症の危険もあるため、衛生面を考えると、海や川に入ったあとは全身をシャンプーしたほうがいいでしょう。
また、シャンプー中に皮膚にある傷を発見できたり、痛がるしぐさから隠れたケガがわかったりするメリットもあります。

シニア犬は紫外線ダメージを受けやすい?

チワワのビスコくん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬は、シニア期に入ると被毛の量が減る傾向にあります。そのため、毛の状態によっては紫外線が皮膚に当たりやすくなることも。特に皮膚病をもっているシニア犬は、紫外線の影響で悪化することがあるため、犬用の洋服を着せるなどして対策をしてあげましょう。

夏になると愛犬の体が匂う……対策は?

チワワのばぶくん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
通常、犬はある程度ニオイが出るものです。ただ、飼い主さんが気になるほどニオイが強く出る場合は、膿皮症(のうひしょう)やマラセチア性皮膚炎などの病気を発症していることがあります。愛犬のニオイが気になるときは、放置しないで獣医師に相談をしてみましょう。

夏は耳や肉球にも特別なケアが必要?

ミニチュア・ダックスフンドのチョコちゃん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
耳が蒸れやすい垂れ耳の犬や、外耳炎になりやすいタイプの犬は、耳の中をこまめにチェックしましょう。耳の中が汚れていたら、やさしく拭き取ってあげてください。
また、夏場は肉球のやけどにも要注意。暑い時期に外を歩かせる際は、地面が熱せられていないかをチェックしてからにしてください。
夏は、愛犬の皮膚トラブルがどうしても増えがちです。できるだけの対策をして、健康な状態で夏を乗り切れるようがんばりましょう!
お話を伺った先生/後藤慎史先生(北川犬猫病院院長 ヒフカフェ動物病院獣医師)
参考/「いぬのきもち」2022年7月号『ノミ・マダニの対策つき! 夏はスキンケアで皮膚トラブルから愛犬を守る!』
文/東里奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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