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熱中症に負けない体づくりとは? 今日からできる3つの心構え

愛犬の命を脅かす怖い病気、熱中症。高温多湿などの条件が重なるとわずか数分~数十分で発症し、重篤な状態になるとほとんどが命を落とすといわれています。
そこで今回は、愛犬が熱中症に負けないためにできる3つの心構えを、獣医師の野矢雅彦先生に伺いました。

熱中症に負けない体作りをしよう!

チワワのランタロウくん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
夏場は暑さで愛犬の食欲が落ちたり、寝付きが悪くなったりするケースがあります。また、運動不足で肥満ぎみになると、熱中症に弱い体になることも。
バランスの取れた食事や適切な運動は、愛犬の体を整えるために欠かせません。ふだんから愛犬の体調管理に気を配り、熱中症に負けない体を目指しましょう。

ふだんの愛犬の健康状態を知っておこう

日本スピッツのまよちゃん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
熱中症には「呼吸が浅く早くなる」という初期症状があります。そのため、愛犬が正常なときの呼吸数を知っておけば、呼吸に異常が出たときにすぐに気づけるかもしません。ストップウォッチなどを使用して、安静にしている愛犬の1分間の呼吸数を計り、メモしておくといいでしょう。

愛犬を守るためには初期対応が肝心に

柴のラガーちゃん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬が熱中症になったからといって、あきらめてはいけません。なるべく初期のうちに対処すれば、命を救える確率が上がります。愛犬の呼吸が乱れていたり、目が充血していたりなど、気になることがあればすぐに動物病院に連絡をして、指示を仰ぎましょう。

熱中症の初期症状が出た場合、獣医師に連絡をとりつつ、飼い主さん自身でもやっておいたほうがいい応急処置があります。それは、涼しい場所で冷たい水を飲ませることです。ただ、無理に飲ませると気管に水が入って危険なのでNG。愛犬が自力で水を飲めない場合は、ペットボトルやシャワーで全身に水をかけ、体温を下げましょう。
犬にとって、熱中症は本当に怖い病気です。愛犬が熱中症にならないためにも、ふだんから対策をしっかりととったうえで、体調の管理を徹底しましょう。
お話を伺った先生/野矢雅彦先生(ノヤ動物病院院長)
参考/「いぬのきもち」2022年8月号『真夏の2大特集① 獣医師からの緊急メッセージ 熱中症から愛犬を守るための10のお願い』
文/東里奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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