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飼い主さんを見ると顔がほころぶ！犬が見せる飼い主さんへの愛情しぐさ
一緒に暮らしていると、さまざまなかわいいしぐさを見せてくれる愛犬。今回はそんなかわいいしぐさのなかから、愛犬が飼い主さんに対して甘えたり好意を見せたりするしぐさについて、哺乳類学者の今泉忠明先生に解説していただきました。
いくつになっても飼い主さんに甘えたい
犬はお世話をしてくれたり、守ってくれたりする飼い主さんのことを、親のように思っています。そのため大きくなっても、飼い主さんにくっついて甘えたり、飼い主さんを前足でつんつんしておねだりしたりすることも。
飼い主さんを見ると顔がほころぶ
犬は群れで生活していた時代、仲間とコミュニケーションをとる必要があったため、表情筋が発達して笑顔も上手になりました。そのため大好きな飼い主さんを見ると、楽しくなってニッコリ笑顔になります。
飼い主さんに早く会いたいから玄関で待ち伏せ
犬の聴力は人の4倍といわれており、遠くの足音や車のエンジン音のかすかな違いも聞き分けられるのだとか。それほど聴力が発達した動物なので、飼い主さんが帰宅する前に音に気付き、玄関で待つことができるのです。
何度も飼い主さんのニオイをかぐ
犬はいつもと同じかどうか確認し、安心するのが大好きな動物。そのため飼い主さんが少し離れただけでも、「異常がないかチェックしなきゃ！」という気持ちが働き、すぐに近寄ってニオイをかぐのです。
たくさん見つめる
犬は大好きな人のことをよく見つめます。犬と飼い主さんの目が合うと、幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンがお互いに出るといわれており、どちらも幸せな気持ちになります。
ほかの犬にヤキモチをやく
犬も人と同じように嫉妬心があるといわれています。大好きな飼い主さんとほかの犬や人が仲よくしているのを見ると、間に入ったり気を引こうとしたりするのは、「自分もかまってよ！」という嫉妬心からの行動でしょう。
今回ご紹介した以外にも、愛犬からの飼い主さんへの思いを感じることができるしぐさはたくさんあります。犬の生態を理解し、愛犬からの愛情のコミュニケーションを見逃さないようにしたいですね。
お話を伺った先生／今泉忠明先生（哺乳類学者 川崎市環境影響評価審議会委員 日本動物科学研究所所長）
参考／「いぬのきもち」2018年12月号『犬がキュートなワケを生態からひも解く！ 犬ってこんなにカワイイ生きものなんです♡』
文／田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
参考／「いぬのきもち」2018年12月号『犬がキュートなワケを生態からひも解く！ 犬ってこんなにカワイイ生きものなんです♡』
文／田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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