犬と暮らす
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この犬の生理現象大丈夫? 「毛が抜ける」「涙が出る」要注意なのは?
毛が抜ける
こんなときは注意が必要!
かゆみがある場合は皮膚炎があり、脱毛と皮膚の赤みやぶつぶつなどが見られます。原因は感染性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、疥癬(かいせん)など。また、かゆみはなくても甲状腺機能低下症などの内分泌障害でも脱毛が見られます。
・広範囲に地肌が見える
換毛による抜け毛であれば、抜けるのと同時に新しい毛も生えてくるため、極端に薄毛になっていくようなことはありません。広範囲で地肌が見えていくような抜け毛が見られたら、がんや内臓障害のおそれも。早めに皮膚科専門医の診断を受けてください。
このケースは心配無用! 毛が逆立つ
肛門嚢に分泌液がたまる
こんなときは注意が必要!
頻繁にお尻を床にこすりつけるなど、お尻を気にする行動やしぐさが増えていると感じたら、肛門嚢炎(こうもんのうえん)を疑いましょう。放置すると破裂してかなりの痛みを生じるため、早めの対処を。
涙が出る
こんなときは注意が必要!
突然涙がたくさん出始める、ふだんに比べて出る量が圧倒的に多く、さらに目をしょぼしょぼさせているときは、異物混入などによる角膜炎や緑内障、全身性ウイルス感染症のおそれも。緑内障や角膜潰瘍(かくまくかいよう)など早期に失明につながる病気もあるため、早めの受診が大切です。
・目ヤニが多い
涙と同じく目を保護するために分泌されるのが目ヤニ。目に外から刺激が加わるとその刺激物を排除するために分泌され、刺激物の種類によって色や量が変わります。ちょっとした刺激は白か黒で、細菌が刺激しているときは黄色や緑色に。寝起きに白い目ヤニがたくさん出ているときはドライアイの場合もあります。
参考/「いぬのきもち」2022年11月号『おなら げっぷ いびき……もしかしてキケンかも 病気が潜む生理現象』
文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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