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犬が毛布にもぐり込む理由 毛布にもぐる犬の注意点を獣医師に聞いた

毛布やブランケットがあると、潜り込んで居心地よさそうにする犬は多いのではないでしょうか? そこで今回は、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に、犬が毛布やブランケットに潜り込む理由や注意点について解説していただきました。

犬はなぜ毛布やブランケットに潜りたがる?

毛布に入るミックスのミルちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
――毛布やブランケットがあると潜り込みたがる犬がいますが、なぜのでしょうか?

岡本先生:
「子犬のときの、母犬や兄弟に埋もれていた感覚を思い出すのかもしれません。ふわふわした物に潜り込むと安心するのでしょう。また、犬は狭い空間に安心感を覚えることも要因のひとつです」
毛布三枚かぶるジャックラッセルのランちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
――毛布やブランケットに潜り込みたがる犬の性格や犬種などに傾向はありますか?

岡本先生:
「上記のような理由から、ほとんどの犬が好むと思いますので、特に傾向はないと思います」

毛布は犬用を準備すべき?

毛布を掛けて寝るみかんちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
――毛布やブランケットは、犬専用に軽めのものなどを用意すべきですか?

岡本先生:
「人用でも大丈夫かと思いますが、体の小さな小型犬は、犬用の軽く小さめのものを用意してあげたほうが、自分の好きなように動かしやすいと思います」

犬に毛布を使わせるときの注意点

毛布にくるまるマルチーズのくうくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
――犬が毛布やブランケットを使うときの注意点を教えてください。

岡本先生:
「一見、愛犬が毛布をぐしゃぐしゃにしているように見えても、その状態が愛犬の落ち着ける寝床の状態です。親切心でいちいち直す必要はありません。また、誤食には十分な注意が必要です」
犬が毛布やブランケットに潜り込むのは、母犬や兄弟に埋もれていた子犬の頃の感覚を思い出し、安心することが理由でもあるようです。犬専用毛布など、場合によっては動かしやすい毛布を用意することで、お気に入りの寝床を作れるようにしてあげたいですね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/小泉美筆
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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