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やたら吠えたり、体をなめる回数が増えることも 「スキンシップ不足の犬」に見られるサイン|獣医師解説

飼い主さんは、日頃から愛犬とのスキンシップを心がけているでしょうか。スキンシップが足りない場合、犬にさまざまな影響が見られることもあるようです。

この記事では、「スキンシップ不足の犬に見られるサイン」などについて、いぬのきもち獣医師相談室の原 駿太朗先生が解説します。

スキンシップ不足の犬に見られるサイン

寝そべる犬
gettyimages
——飼い主さんとのスキンシップが不足している犬には、どのような特徴が見られますか?
原先生:
「飼い主さんとのスキンシップが不足している犬によく見られるサインとしては、たとえば……

・いつも以上に甘えたり、べったりくっついてくる
・なんとなく不安そうだったり、落ち着きがない
・やたらと吠えるようになった
・自分の体をなめる回数が増えている気がする
などのしぐさや行動が見られると思います」

スキンシップ不足が与える犬への影響

眠る犬
gettyimages
——日頃から飼い主さんとのスキンシップが不足していると、犬にどのような影響を与える可能性がありますか?
原先生:
「スキンシップの不足は、主にストレスにつながります。結果として、免疫力低下や消化器系の不調、皮膚トラブルなどが起こりやすいなどの影響も考えられます」

愛犬とスキンシップの時間をとる工夫を

なでてもらう犬
gettyimages
——仕事などで、スキンシップの時間がなかなかとれない飼い主さんもいると思います。どのようにして愛犬とのスキンシップの時間を作るよう心がけるとよいでしょうか。
原先生:
「たとえばですが、以下のような工夫ができるかと思います。

・出勤前に5分でも愛犬と遊ぶ時間を作る
・帰宅後なるべく一緒に過ごすようにする
・お休みの日には意識的に一緒に過ごす時間を作ってあげる
犬が喜ぶスキンシップのポイントについては、基本的には優しく頭や背中をなでたりマッサージしてあげるのがいいでしょう。あまり触られるのが好きではない犬には、とにかく飼い主さんがそばにいてあげるだけでも嬉しいのではないかと思います。

ぜひ日頃からスキンシップの時間を取り入れてみてくださいね」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・原 駿太朗先生)
取材・文/柴田おまめ
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
※記事の内容は2024年11月時点の情報です。
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