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犬が「おいしいと思う味」はある？ 味の好みはある？ 獣医師に聞いてみた
「このフードは食いつきがいいけど、あのフードはあまり食べない」など、飼い主さんのなかには、愛犬の味覚について気になる点がある方もいるようです。
そこで今回は、犬の味覚に関する疑問を3つ取り上げ、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に、詳しく解説していただきました。
そこで今回は、犬の味覚に関する疑問を3つ取り上げ、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に、詳しく解説していただきました。
犬と人の味覚はどう違う？
――人の味覚と犬の味覚はどのように違うのでしょうか。また、犬が感じられる味・感じられない味などについても教えてください。
原先生：
「犬は人の約1/6の味蕾（みらい）しかもっていません。そのため、甘味、塩味、酸味、苦味を感じることはできますが、その感度は人ほど鋭くないといわれています」
原先生：
「犬は人の約1/6の味蕾（みらい）しかもっていません。そのため、甘味、塩味、酸味、苦味を感じることはできますが、その感度は人ほど鋭くないといわれています」
犬が「おいしい」と感じる味は？
――では、犬はどのような味を「おいしい」と感じるのでしょうか。犬が好む味について教えてください。
原先生：
「肉や脂肪に多く含まれるアミノ酸などの“うま味成分”や甘味を、とくにおいしいと感じる傾向があるとされています。とはいえ、人と同じように、犬にも味の好みには個体差があるようです。また、年齢を重ねることで、好きな味が変化することも考えられるでしょう」
原先生：
「肉や脂肪に多く含まれるアミノ酸などの“うま味成分”や甘味を、とくにおいしいと感じる傾向があるとされています。とはいえ、人と同じように、犬にも味の好みには個体差があるようです。また、年齢を重ねることで、好きな味が変化することも考えられるでしょう」
犬の味覚に関する注意点は？
――最後に、犬の味覚に関する注意点などがあれば、詳しく教えてください。
原先生：
「犬の場合、もちろん食べたときの味も大切ですが、それ以上に嗅覚がおいしさを感じるうえで重要とされています。フードを選んだり与えたりするときは、その“香り”にも注目してみると、よりよい食生活を提供してあげられるでしょう」
原先生：
「犬の場合、もちろん食べたときの味も大切ですが、それ以上に嗅覚がおいしさを感じるうえで重要とされています。フードを選んだり与えたりするときは、その“香り”にも注目してみると、よりよい食生活を提供してあげられるでしょう」
犬の食事には、味のみならず香りも大切なことがわかりました。ぜひ毎日の食事のお世話の参考にしてみてくださいね。
（監修：いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生）
取材・文／長谷部サチ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年1月時点の情報です。
取材・文／長谷部サチ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
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※記事の内容は2025年1月時点の情報です。
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