犬と暮らす
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「ジットリと飼い主を見つめていた」柴犬が散歩に出るとニコニコに!犬の表情について獣医師が解説

飼い主さん:
「これは『どこかに連れて行ってあげないと!』と思いました」
このあとで飼い主さんが散歩に連れ出すと、こんくんの表情は、まるで“別犬の顔”に変化したといいます。
“別犬”のような表情になったこんくん

――この表情を見た飼い主さんの感想は?
飼い主さん:
「“笑顔”が見られたので、『出かけてよかったな~』と嬉しくなりました」

飼い主さん:
「散歩中は“笑顔”でいることが多いですが、真顔のときもあります。雨の日はカッパが嫌で“笑顔”はありません。
外が好きで、誰かに『かわいい』と言われたり、ナデナデされたり、知り合いの犬や飼い主さんに会ったりすると“笑顔”になります。また、家族でお出かけすると、とびきりの“笑顔”を見せてくれます」
【獣医師解説】犬は感情を表情に出すの?

――飼い主さんをジットリと見つめていたこんくんですが、散歩に連れ出すとニコニコ“笑顔”になったそうです。このとき、こんくんはどのような心情だったと考えられますか?
山口先生:
「見つめることで、退屈や散歩に行きたい気持ちを訴えていたのではないでしょうか。散歩に行くことでそれが解消され、“笑顔”になったのかもしれません」
――犬はとても表情豊かな動物だと思います。喜び(笑顔)以外に、怒りや悲しみなどの感情を表情に出すことはありますか?
山口先生:
「犬にも喜怒哀楽の感情があり、それを表情に出すことがあります。ただし、柴犬や甲斐犬など日本犬の中には、表情があまり変わらずわかりにくいコもいます」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・山口みき先生)
取材・文/柏田ゆき
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年6月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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