犬と暮らす
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愛犬の「激しい反応の落差」を調査 「お留守番していてね」の声に急に真顔になるコも
愛犬の「激しい反応の落差」を見たことがある飼い主さんは約7割
【体験談】愛犬が見せた、思わず笑ってしまった落差の激しい反応とは?
- 「イタズラをしていてそれが見つかったとき、そろりそろりと隠れる」
- 「『お留守番していてね』の一言で、それまでニコニコだった顔が真顔になる。激しい落差で笑えるというより切なくなる」
- 「ケージの外で遊んでいてすごく楽しそうだったのに、『ハウス!』というと、真顔で見つめてフリーズ」
- 「お散歩に出て、まったくお友達に会えないとわかったとき、4才で活発な愛犬の柴が一気にシニアのような足取りになり、顔は無になりました」
- 「散歩に行くと思いよろこんで外に出たら、車に乗って病院へ……車酔いするので車に乗るのも嫌い。着いたら苦手な病院。『ピーピー』鳴き出しました」
- 「自分より先にほかのコが抱かれたときのいじけ顔が半端ない」
- 「人がご飯を食べていると『何かください!』と目を輝かせ、オスワリしていいコアピール。もらえないとわかると、うつむきながら去っていきます」
【獣医師解説】犬が落差の激しい反応の変化を見せる理由
――苦手な場所に連れて行かれると気づいたときなど、犬の表情やテンションが激しく変わるところを見たことがある飼い主さんは少なくないようです。犬のこのような反応の変化は、自分の望んでいないことを言われたり、連れて行かれたりすることを理解しているからなのでしょうか?
原先生:
「そうですね。その場所のニオイやそこに通じる道の風景など、嫌なものや場所と関連しているものを覚えていて、『あそこに連れて行かれる!』と学習してしまっているのでないかなと思います」
――犬が表情やテンションを激しく変えている場合、飼い主さんは何か対応すべきでしょうか?
原先生:
「犬が自分の準備ができるように、少し時間をとってあげられるといいと思います。あとは、たとえば行き先が病院だったとき、ワクチンなどの用事がなくても簡単なお手入れをしてもらいに行ってみたり、散歩コースで通るようにしてみたりするなど、『あれ、毎回嫌なことされるわけじゃない』と覚えてもらえるようなことも、同時にやってみてあげましょう」
取材・文/宮下早希
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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