ごはんの時間にぬいぐるみを持ってくる犬、一体なぜ？　行動の理由を獣医師に聞いた！

一緒にごはんを食べたかったのに…。

紹介するのは、X（旧Twitter）ユーザー@lunon0401さんの愛犬・るのんくん（撮影時4才）。以前にいぬのきもちWEB MAGAZINEでも紹介していますが、るのんくんはごはんの際にぬいぐるみをそばにおいて食べたがるそう。

この日はぬいぐるみの「ひつじさん」と一緒にごはんを食べたい気分だったようで、るのんくんはひつじさんをくわえてごはん皿の前にトコトコとやってきました。「いつも通りの食事風景」を撮影していたそうですが、このあとクスッと笑ってしまう展開が待っていたようです。

一緒に食べようと思ったら…

ごはん皿の上にひつじさんを置いた、るのんくん。仲良くモグモグタイムがスタートするかと思いきや…

るのんくんの鼻が当たってしまい、ひつじさんが床にポトッ…と落ちてしまいました。

すると、るのんくんはこの表情。「ひつじさん何でそっち向いてるの…？」と言うかのような表情で、飼い主さんのことを見つめてくるのでした（笑）

当時の出来事について、飼い主さんに聞いた！

動画を撮影していた飼い主さんは、るのんくんの一連の行動を見ていてこんなことを思ったそうです。

飼い主さん：
「ひつじさんが反対側を向いていることに気がついて、るのんは私とひつじさんを交互に見てフリーズしていました。なかなか動かないので、おかしかったです。

ひつじさんが遠くに離れてしまったことに違和感を覚えているというか、『せっかく連れてきたのに、何で反対側を向いているんだろう…』という気持ちだったのかなと思いました」

飼い主さんいわく、るのんくんは普段からぬいぐるみが落ちてしまうと、ごはんを食べるのをやめることがあるのだそうです。

【獣医師解説】ごはんの時間にぬいぐるみを持ってくる犬の心理

くまさんと一緒にごはんを食べる、るのんくん — 「くまさんと一緒にご飯食べるよ」

るのんくんは、ごはんの際にぬいぐるみをそばに置いて食べたがるそうです。犬のこの行動からどのようなことが読み取れるのか、いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生に聞きました。

山口先生：
「今回のるのんくんは、日頃からごはんの際にぬいぐるみをそばに置いているとのことですので、『一緒にごはんを食べよう』という気持ちがあるのかもしれません。

また動画では、ぬいぐるみが床にポトッ…と落ちたときに、るのんくんは『飼い主さんとひつじさんを交互に見てフリーズする』という行動を見せていましたね。一緒に食べようと思ったのに、ぬいぐるみが別の方向を向いてしまい動揺したのかもしれません。るのんくんはその気持ちを、飼い主さんを見つめて訴えていたのかなと思います。

るのんくんのような行動は、面倒見が良いコや母性が強いコに見られる傾向があると考えられます」

ひつじさん何でそっち向いてるの…？😮 pic.twitter.com/2GHy4rPyzF
— るのん (@lunon0401) June 22, 2023

紹介するのは、X（旧Twitter）ユーザー@lunon0401さんの愛犬・るのんくん。以前にいぬのきもちWEB MAGAZINEでも紹介していますが、るのんくんはごはんの際にぬいぐるみをそばにおいて食べたがるそう。この日はぬいぐるみの「ひつじさん」と一緒にごはんを食べたい気分だったようで、るのんくんはひつじさんをくわえてごはん皿の前にトコトコとやってきました。「いつも通りの食事風景」を撮影していたそうですが、このあとクスッと笑ってしまう展開が待っていたようです。

写真提供・取材協力／@lunon0401さん／X（旧Twitter）
（監修：いぬのきもち獣医師相談室　獣医師・山口みき先生）
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文／雨宮カイ