普段は夜に帰宅する娘さんがお昼に帰って来た！　ドアの前でスタンバイする柴犬の健気な姿からわかる心理｜獣医師解説

犬がドアの前でスタンバイしている理由にキュンとする！

ドアの前でペタッと伏せているのは、Instagramユーザー@mame.shiba.monさんの愛犬・紋次郎（もんじろう）くん（撮影時3才／柴犬）。

ドアの隙間に顔を近づけてクンクンと匂いを嗅いでいる様子ですが、一体何をしているのでしょうか。飼い主さんに話を聞くと、撮影時に紋次郎くんにとって嬉しい出来事があったのだとか！

飼い主さん：
「いつもは娘が学校から帰ってくるのは夜なのですが、この日は試験期間中だったのでお昼に帰ってきたんです。もんちゃんはお昼寝中でしたが、娘が帰ってきたことに気づいてビックリして飛び起きて。

娘がリビングに来るまで待ちきれなくて、ドアの前でクンクンしながら待機していたときの様子です」

娘さんに早く会いたい紋次郎くん。「お姉ちゃん帰ってきたのにまだかなぁ」といった表情を見せていたそう。

娘さんに早く会いたくて、ドアの前でスタンバイしていた紋次郎くん。そんな紋次郎くんの姿があまりにも可愛くて、今回動画を撮影したとのこと。

紋次郎くんの行動はこの日以外にも見たことがあるそうで、飼い主さんはこんなエピソードを話しています。

飼い主さん：
「もんちゃんは日中はママ（私）とお留守番なので、娘や息子が学校から帰ってくるのが楽しみなようです。

子どもたちは帰宅してすぐにリビングには来ず、自分の部屋に荷物を置いたり洗面所に行ったりしていてなかなか来ないことがあるので、そんなときは今回のようにドアの隙間からニオイを嗅いで確認しているような姿が見られます」

この投稿をInstagramで見る

豆柴もん🐾(@mame.shiba.mon)がシェアした投稿

紋次郎くんってどんなコ？

紹介した紋次郎くんは、落ち着いた性格のコだそう。普段はひとりで静かに寝ていることが多いそうですが、甘えたいときは近くに寄ってきてそっと体をくっつけてくるのだとか。

また、お腹が空いたときや散歩に行きたいときなど、何か主張があるときもお座りをしてじーっと目で訴えてくるのだそうです。

控えめに自分の気持ちを伝えてくるという紋次郎くん。飼い主さん家族は、そんな紋次郎くんのことが可愛くて仕方ないようです！

【獣医師解説】普段は夜に帰ってくる娘さんがお昼に帰宅！　ドアの前でスタンバイする犬の心理

普段は夜に帰ってくる娘さんがお昼に帰宅したとき、紋次郎くんはドアの前でクンクンしながらスタンバイしていたようです。この光景からは、どのようなことが読み取れるのでしょうか。

いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に聞きました。

白山先生：
「娘さんが大好きだという紋次郎くん。今回の行動には、『早く娘さんに会いたい、そばに行きたい！』という気持ちが表れていますね。

それでもドアをカリカリしたりジャンプしたりすることなく、ドアの前でしっかり待っているところに、紋次郎くんの穏やかな性格が表れているかと思います。

紋次郎くんのように、飼い主さんの帰宅に気づいてドアの前でスタンバイして歓迎する犬というのは……

・家族との絆が強いコ
・甘えん坊なコ
・我慢強いコ

などといったタイプのコに見られやすい傾向があるでしょう」

（監修：いぬのきもち獣医師相談室　獣医師・白山さとこ先生）
写真提供・取材協力／@mame.shiba.monさん／Instagram
取材・文／雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年7月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。