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散歩中、愛犬がほかの犬に吠えるときの対処法を教えます!

ほかの犬に愛犬が吠えてしまったときは?

散歩中に、愛犬がほかの犬に会うと吠えてしまう。しかも、それが何度も何度も繰り返されると、相手の飼い主さんや犬に申し訳ない気持ちになってしまいますね。また、愛犬にとっても、吠えることはストレスです。万一、愛犬が吠えてしまったときはどうすればいいか、また今後愛犬が吠えないようにするにはどのような予防法があるのかを見てみましょう。

まず、万一、散歩中に愛犬がほかの犬に吠えてしまった場合は、おやつなどで誘導し、すみやかに相手の犬から離れます。相手との距離が遠ければ遠いほど、吠えの原因となる刺激は弱まるので、愛犬が吠えなくなるところまで離れましょう。吠えるよりも楽しい、おやつを食べることに集中させ、吠えたことを意識させないことが大切です。


吠える経験を繰り返させないこと

犬は、「吠えること」と「吠えたことによって起こったこと」を関連づけて学習することがあります。たとえば、「ほかの犬に会う→ほかの犬を追い払いたいので、吠える→ほかの犬が去っていった」ということが繰り返し行われると、「追い払いたい犬に会ったら、吠えればいい」と学習してしまうのです。

もしも、ほかの犬に会うと吠える傾向が愛犬にある場合は、ふだんからほかの犬に会わないようにする工夫が必要です。散歩の時間帯やコースを変えてみましょう。また、公園などできるだけ見通しのきく道を選んで散歩し、飼い主さんが愛犬よりも先にほかの犬の存在に気づいてコースを変えましょう。このように「ほかの犬に吠える」という行動を愛犬に繰り返させないことが大切です。

もしも散歩中にほかの犬と対面しそうになったら、下記の通り、愛犬が吠える前に回避しましょう。

1. ほかの犬を見かけたら、愛犬が吠える前に回避します


2. 握り込んだおやつのニオイで愛犬がほかの犬と対面しないよう誘導します


3. ほかの犬が去るまで吠えずにいられたら、アイコンタクトし、「イイコ」とほめます


おやつポーチを用意しておくと便利

ほかの犬に吠えやすい犬と散歩する場合は、万一の誘導のために「おやつポーチ」を用意しておきましょう。いざというときにおやつを取り出して愛犬を誘導できるので便利です。吠えの予防のほか、拾い食いや、うっかりリードを離してしまったり、愛犬が逃げ去ろうとしたりしたときも、おやつで注意をひくことができます。

いかがでしたか? 散歩中、ほかの犬に吠える場合は、その場を離れる。そして、次の散歩からはほかの犬に会わないように工夫し、吠える行動を繰り返させないこと。このふたつを守っていきましょう。

参考/「いぬのきもち」2018年6月号『散歩のお悩み、なんでも答えます♪』(監修:SKYWAN! DOG SCHOOL代表 井原 亮先生)
文/犬神マツコ
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