仕事や用事などで、長時間家を空けることが多い飼い主さん必見!この記事では、愛犬が安心して留守番できる環境について解説していきます。ストレスなく過ごしてもらえるよう、快適な留守番環境づくりに取り組んでみてくださいね!
大きめのサークルの中で過ごさせるのがベター
留守番中の思わぬ事故や誤食を防ぐためには、愛犬をサークルに入れておくと安心です。しかし、狭いサークル内で長時間留守番するのは、愛犬にとってストレスになってしまうことも。
留守番中も快適に過ごしてもらうためには、やや大きめのサークルを用意するとよいでしょう。
サークルの中にはトイレとハウス、水を用意
サークルの中には、休む、水を飲む、体を動かす、排泄するといったことが十分にできるスペースを整えましょう。
ポイントは、①落ち着けるハウス ②たっぷりの水 ③動けるスペース ④ワイドタイプのトイレを作ってあげること。そうすると好きなときにハウスで休んだり、自由に体を動かしたりできるため、留守番中も安心して過ごせるようになります。
寝床とトイレの位置に注意しよう
寝床とトイレが近いと、目の前の排泄物が気になって食べたり、遊んだりしてしまうことがあります。また、ふわふわしたベッドだとトイレとの区別がつきにくいため、間違えてベッドで排泄してしまうことも。寝床はできるだけクレートにして、トイレからなるべく離しましょう。
留守番中は照明をつけておくと◎
留守番中に暗くなってきたときのことを考え、照明で明るくしてあげるようにしましょう。犬は留守番中でも、飼い主さんがいるときと同じ環境にしてあげると落ち着くもの。照明をつけたまま出かけるか、暗くなってきた頃に明かりがつくようタイマーを設定するとよいですよ。
どうしても留守番が苦手な愛犬は、預けるのもアリ
愛犬の性格にもよりますが、留守中に預かってもらうのも手です。ときにはトリミングサロンに連れていったり、ペットシッターを利用したり、「犬の保育園」など他の犬とふれあえる施設に預けたりするのもおすすめ。相手をしてくれる人がいると、愛犬が不安になることも少なくなるでしょう。
徐々に慣れさせていくのも大切!
心配になってしまう愛犬の留守番ですが、快適な環境を作ってあげれば、犬は案外快適に過ごせるもの。どうしても留守番が苦手な犬には、短時間だけ外出する「プチ留守番」なども試して、徐々に慣らしていくのがおすすめです。
愛犬が安心して過ごせるような留守番環境を、ぜひ作ってあげてくださいね!
参考/「いぬのきもち」2016年6月号『前後の飼い主さんの対応と環境で差がつく愛犬を安心させる留守番不安にさせる留守番』(監修:ジャパンケネルクラブ、日本警察犬協会および日本動物病院協会認定インストラクター戸田美由紀先生)
文/松本マユ
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。