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散歩中吠えるのは「怖いから」かも…愛犬を安心させる○○の使い方

お散歩中、わんちゃんが通行人に「ワン! ワン!」と吠えてしまうことはありませんか?

わんちゃんの性格にもよりますが、わんちゃんは、知らない人を見たり、聞きなれない音を聞くと不安を感じて吠えたくなってしまうもの。できれば、わんちゃんには安心してお散歩を楽しんでほしいですよね。
そんなときに使えるのが「おやつ」なんです!

吠え方に合わせておやつの与え方を変えれば、マルチに使えてとっても便利。ここでは、「ちょっとだけ吠えるとき」「激しく吠えるとき」の2つのシーンを例に、効果的なおやつの使い方をご紹介します!

わんちゃんが「ちょっとだけ吠えるとき」は……

わんちゃんが通行人に不安を感じたり怖がっているときは、通行人を気にする素振りを見せたり、ちょっとだけ吠えたりすることがあります。そんなときは、飼い主さんがわんちゃんとじっと目を合わせる「アイコンタクト」をしながら、すかさずおやつを与えるのが効果的です。

やり方は簡単!わんちゃんが通行人を気にする素振りを見せたら、アイコンタクトをして注意を引きつけ、通行人をやり過ごしてみましょう。このとき、わんちゃんが吠えずに我慢できたら、おやつを与えてほめてあげると、「飼い主さんを見るといいことがある」と覚えてくれます。

わんちゃんがアイコンタクトに慣れてくると、とっさのさいに名前を呼べば飼い主さんを見てくれるようになるので、通行人に対して敏感に反応しないようになっていくでしょう。ちなみに、おやつを持った手をあごの下へ動かすと、わんちゃんと目線を合わせやすくなりますよ。

わんちゃんが「激しく吠えるとき」は……

通行人やほかの犬を見ると、激しく吠えてしまうわんちゃんもいます。これは「イヤ! 近づかないで!」「あっちに行け!」など、わんちゃんが強い恐怖を感じて拒絶しているきもちの表れです。そのままにしてしまうと、興奮がおさまらずに通行人に飛びついてしまう……なんてこともあるかもしれません。そんなときも「おやつ」を使えば安心です!

まずは、わんちゃんの視線を遮ってしまうのがポイントです。例えば、通行人が近づき、わんちゃんが吠えそうな気配を感じたら、すかさず飼い主さんが前に出て、わんちゃんの視線を体で遮ります。視線を遮って、わんちゃんが不安を感じてしまう対象(この場合は通行人)を見せないようにすることで、わんちゃんを安心させることができます。

視線を遮るのと同じタイミングで、手に持ったおやつをサッとわんちゃんに与えましょう。注意の対象が通行人からおやつに移るので、わんちゃんを吠えたくなる気持ちにさせずに済みます。

通行人が過ぎ去るまでわんちゃんの視線を遮りながら気を逸らし続けましょう。そうすれば、「吠えなければいいことがあるんだ」とわんちゃんが覚えてくれますよ。
いかがでしたか?
おやつを活用して、わんちゃんの不安を取り除ける、ワンランク上の飼い主さんになっちゃいましょう!

参考/「いぬのきもち」2018年4月号『年代別 吠え攻略ガイド』(監修:ぬのかわ犬猫病院 中田分院院長 石田陽子先生、日本動物病院協会認定 家庭犬しつけインストラクター 戸田美由紀先生)
文/UTAにゃん
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