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興奮している愛犬を落ち着かせる「神対応」ワードって?

チャイムに吠えたり、散歩ですれ違う犬や人に興奮したり……いざというとき愛犬を落ち着かせるには、どんな言葉をかけたらいいのでしょうか? 愛犬を瞬時に「落ち着きモード」に変換させるキーワードを探ります。

チャイム吠えには、「ハウス」

チャイムが鳴り、愛犬が吠えたときは「ハウス」と指示を出しましょう。ハウス(=クレート)は愛犬が落ち着いて休息するための場所。その場所へ愛犬を行かせることで、愛犬も「あ、いまは落ち着いたほうがいいんだな」と思うように。愛犬がハウスに入り、吠えやんだら、おやつを与えて、「イイコ」とほめましょう。ハウスさせたまま来客の応対をするとより吠えにくくなります。

すれ違う犬や人に興奮するときは、「オイデ」

散歩中にほかの犬や人に興奮しているようなときには、「オイデ」と声をかけて飼い主さんのほうに注目させ、物理的にも相手の犬や人から離れ、飼い主さんのそばについてくるようにすると、愛犬もほかの犬や人を無視して落ち着くことができます。

警戒心を解いて、落ち着かせる。「こんにちは」

愛犬がすれ違う人に吠える場合、警戒心から吠えていることが多いものです。人とすれ違うときは飼い主さんのほうから先に「こんにちは」などのあいさつをすれば、犬は警戒心がやわらぎ吠えにくくなります。愛犬に直接かける言葉ではないですが、愛犬は飼い主さんの行動や発する言葉をよく聞いているもの。すれ違う人との間で交わす言葉や雰囲気が愛犬にとって好ましいものであれば、落ち着いていられます。

落ち着くことを学ぶ最強の言葉。「イイコ」

すれ違う犬のうち、愛犬が吠えなかった犬のときは、おやつを与えて「イイコ」とほめましょう。これを繰り返し体験すると愛犬は「ほかの犬に吠えないと、おやつをもらえて、ほめられる」と覚え、吠えにくくなります。吠えない犬の特徴、たとえば「白い犬(犬の色)」「シニア犬(犬の年齢」「小型犬(犬の体型)」「マルチーズ(犬種)」などを覚えておき、積極的に練習すると、落ち着いて対面できるようになります。
いかがでしたか。愛犬が自然と興奮状態から脱け出せたり、落ち着いたほうがいいと判断できる言葉をいくつか取り上げてみました。愛犬を落ち着かせたいときにぜひ使ってみてください。

参考/「いぬのきもち」2017年8月号『お世話の裏ワザ大全』(監修:戸田美由紀先生 ジャパンケネルクラブおよび日本警察犬協会公認訓練士、日本動物病院協会家庭犬しつけインストラクター) 
文/犬神マツコ

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