1. トップ
  2. 犬と暮らす
  3. しつけ
  4. コマンド・命令
  5. ワンオペになってない? 愛犬のお世話を家族で「シェア」するメリットは

犬と暮らす

UP DATE

ワンオペになってない? 愛犬のお世話を家族で「シェア」するメリットは

家族の一人が愛犬のお世話を集中的に受け持っている、なんてことはありませんか?実はお世話はワンオペで行うよりも、家族でシェアしたほうがメリットが多いんです。今回は愛犬のお世話をシェアするメリットと、おさえておきたいポイントを解説します。

愛犬のお世話をシェアするメリットは?

うっとりしているミルク君
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
人と犬との関係を深めるための大切なステップは、人が犬のお世話をすることです。
お世話をシェアすることで家族全員との絆が深まり、愛犬はより家族を信頼してくれるようになるでしょう。お世話も行き届くので、愛犬のストレスも少なくなります。
また、多くの相手と関わることは犬の社会化を促す一面も。
飼い主さんにとっても一人が多くを負担せずにすむので、気持ちに余裕が生まれるというメリットがあります。

このように、メリットの多い愛犬のお世話のシェア。いざ取り入れようと思ったら、具体的にどうすれば良いのでしょうか?ポイントを見ていきましょう。

家族内でルールを確認しておく

仲良しな二匹
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

ポイント1. 愛犬との生活の理想を確認しあう

お世話をシェアするには、それぞれが愛犬との生活にどのようなイメージを抱いているのか確認しあうことが大切です。
散歩の量や、お世話の範囲など、お互いの考えを把握して足並みをそろえるようにしましょう。

ポイント2. 愛犬のしつけ方を統一する

オスワリなどの指示語がバラバラ、ほめる人と叱る人がいるなど、しつけが統一されていないと、愛犬は混乱してストレスを感じてしまいます。
しつけは「ほめて伸ばす」方法に家族で統一しましょう。

ポイント3. 決まり事をポジティブルールにして貼っておく

家族で決めたルールを貼り出しておくと、みんなでお世話をする意識を高めることができます。
ポイントは「~しない」ではなく、「~しよう」とポジティブな表現にすること。愛犬を気にかけやすいハウスの近くに貼っておきましょう。

お互いの手を借りやすい環境を作っていく

なでなでされるあおい君
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

ポイント1. お世話に参加した家族に感謝を伝える

お世話をしたがらない家族には、お世話を手伝ってもらったら感謝を伝えることが大切です。
感謝を伝えると徐々にやる気が出て、お世話のシェアをしやすくなります。

ポイント2. 愛犬の情報や思い出もシェアする

しつけ教室や動物病院で教わったこと、愛犬と遊びに行ったことなどは、積極的に家族とシェアしましょう。
情報共有することでお世話がスムーズになり、お世話へのやる気にもつながります。

ポイント3. 他人に慣れさせておく

ペットシッターやペットホテルなど、家族以外の人ともシェアできるようになると、お世話はよりスムーズになります。普段から他人に慣れさせる練習をしておくと良いでしょう。
お世話のシェアは人にも犬にもメリットが多くあります。大切なのは、愛犬を含め家族全体でコミュニケーションをとること。ぜひ今回ご紹介したポイントをおさえて、家族全員で犬のお世話をシェアできる環境を目指してみてください。
参考/「いぬのきもち」2019年7月号『“脱ワンオペ”をすれば、愛犬が家族みんなと仲よくなれるから♪愛犬のお世話をみんなでSHAREしよう!』(監修:「Can!Do!Pet Dog School」専任しつけインストラクター 川原志津香先生)
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
CATEGORY   犬と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「犬と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る