犬と暮らす
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愛犬を亡くしたあと「また犬を飼おう」と思えたきっかけは?
もし、最愛の愛犬が亡くなってしまったら……あなたは、また犬を飼おうと思いますか? 今回いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、過去に愛犬を亡くした経験のある飼い主さん367名に「『また犬を飼おう』と思ったきっかけと時期」について、アンケート調査を実施してみました。
この記事では、飼い犬さんたちが答えてくれた回答の一部を紹介します。
ペットロスから抜け出したくて…

ペットロスから抜け出すために、「また犬と暮らそう」と思った飼い主さんが多くいるようでした。
- 「私がペットロスになり、耐えられなくなり、あの悲しさをもう一度味わわなければならない悲しさよりも、そばに犬がいない生活が我慢できずに、次の子を迎えました」
- 「父親がペットロスになりかけていたので」
- 「妻がペットロスっぽくなって、亡くなった愛犬の49日過ぎにペットショップにたまたま行って、その日のうちにすごく気に入った今の愛犬に出会って飼ってしまった」
- 「亡くなった犬が忘れられなくて辛かった。癒してくれるのは、同じ犬だと思い、2カ月目で同じ犬種を」
- 「亡くなった当初、あまりにもショックでなかなか立ち直れず、もう二度と飼わないと思っていました。しかし、先代犬をよく知る知人から、『ペットロスになるから、すぐ飼ったほうがいい』とアドバイスされ、また保護犬を飼うことになりました。亡くなって2カ月後です」
運命のような出会いがあった

亡くなった愛犬にそっくりだったり、「この子だ!!」と思えるような子に出会えたり。運命のような出会いがあり、再び犬を飼うことを決意した方も。
- 「犬が亡くなるときに、『生まれ変わって戻っておいで』と約束したので。1年後、同じ誕生日、同じ時間にブリーダーさんのところで子犬が生まれ、そのうちの1匹が『絶対この子がそうだと思う』と連絡があり、いまの飼い犬がやってきました。ウチに来た日が、先代の犬の命日です」
- 「今の子が保健所に連れていかれると聞いたので。先住犬が亡くなってから3年後です」
- 「二度と飼うことはないと思ってたのが、何十年か経って本当にたまたま家族と気持ちが一致して。自分でもびっくりしました!」
- 「ずーっと愛犬より可愛いと思える出会いがなかったけど、5カ月後に出会いがあって寂しさのあまりお迎えしてしまった」
- 「亡くなってから6年目ぐらいに同犬種に出会って、目が合った瞬間に『この子』って思った」
- 「どうしても立ち直れなくて、しばらく経って、たまたまペットショップて亡くなった子にそっくりな子犬に出会ってしまった。会った瞬間涙が止まらなくなりました」
旅立った愛犬が「犬と暮らす喜び」を教えてくれたから

亡くなった愛犬のおかげで「犬と暮らす喜び」を知れたから、などという声もありました。
- 「犬は飼い主を悲しませるためにそばにいたわけではない、ということに気づいたから。時期はすぐ」
- 「以前のワンちゃんにたくさん癒されたので、保護犬を飼うことを選択し、幸せな時間を送ってほしいと思ったからです」
- 「老衰で亡くしましたが、介護を通して気持ちの整理ができ、心を込めて過ごした時間に満足できて、49日を過ぎた頃に次のワンコを迎える気持ちになりました」
- 「悲しいこともありますが、犬のいる生活は幸せだったので、一軒家を買ったときに決めました」
- 「犬がいる生活というか人生に慣れてしまったためかな。また飼う気持ちになったのは、4カ月後ぐらいだったと思います、、」
時間はかかったけれど…

愛犬を失い「もう犬は飼えない…」と思っていたけれど、時間が経つにつれて「また犬と暮らしたい」と思えるようになった方もいるようでした。
- 「8年前に先代犬を亡くして、ペットロスになったものの、やっぱり犬と触れ合いたいと強く思い、また飼い始めました」
- 「ショップや獣医師さんの奥さんに心配されて、『新しいコを迎えるべき!』と。5年かかりました。今は、また新しいコを迎えてよかったと思ってます」
- 「20年が経過し、飼いたくなった」
- 「ずっと飼わずにいましたが、最期までお世話するには今が最後のチャンス(50代)だと思って家族に迎えました」
- 「もう飼わないと決めていたけど、子どもが毎日飼いたいと、、、押し切られた感じ。飼うまでに10年かかりましたが、『もっと早く飼ってもよかったのでは?』と思っています。今でも毎日、前のわんこには写真を見て話しかけてます」
「また犬を飼おう」と思ったきっかけや時期は、飼い主さんによってさまざまなよう。でも、亡くなった愛犬をいつまでも大切に思い、新しく迎え入れる子にもたくさんの愛情を注ぎたいという気持ちは、みなさん同じなようですね。
『いぬのきもちWEB MAGAZINEアンケート vol.122』
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/雨宮カイ
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