犬と暮らす
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ドッグランで「うらやましそう」に見つめるハスキー犬に哀愁漂う!他の犬を見つめる犬の心理とは
犬のお友達と遊ぶのが好きなふうちゃん

まず撮影時の状況について伺いしました。
飼い主さん:
「大型犬と小型犬で、エリアが分かれていたドッグランに遊びに行ったときに撮影したものです。
小型犬は3匹か4匹くらいで遊んでいたんですが、大きな犬は1頭もいなくて。人より犬と遊ぶのが大好きなコなので、羨ましそうに隣のエリアを見ていました(笑)」
寂しそうな背中だけど姿勢が良すぎた
飼い主さん:
「寂しそうに見つめているのに、姿勢がすごく良くて、思わず撮りました。まるで『ここでおとなしく座っているから、こっちにきて遊ぼ』と言っているかのように(笑)」
――ふうちゃんはこの行動をふだんもよくするのでしょうか。
飼い主さん:
「大きい犬は小型犬に比べて少ないかもしれませんので、ドッグランに連れて行くとひとりぼっちなことは何回かありました。そのとき今回の様に小型犬エリアのコたちが楽しそうに遊んでいたら、ネット越しに伏せをしたり座ったりして近くに来てもらおうとしていることもあります」
【獣医師解説】ドッグランで他の犬を見つめる、犬の心理とは

――近くで遊んでいる犬を眺めている場合、どのような理由が考えられますか。
白山先生:
「一緒に遊びたいけれども近づくタイミングや様子を伺っているか、遊んでいる様子に興味はあるけれども一緒に遊びたいと思っていない可能性が考えられるでしょう。ほかには、リードがついていたり、柵があったりして物理的に近寄れない場合もあります」
――犬が思うように遊べなかった日は、どのようなことをしてあげるといいのでしょうか。
白山先生:
「引っ張りっこ遊びなどをして飼い主さんとの遊びの時間を多くとる、ふだんよりも散歩の時間を長めにする、ドッグランなどで思いっきり走らせてあげるなどするといいでしょう。ストレスをため込んだり、運動量が足りなくなったりしないようにうまく発散させてあげてください」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生)
取材・文/小崎華
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年7月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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