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肥満症[ひまんしょう]
肥満症の症状と治療、予防方法
解説
食事量が多すぎたり運動不足などで太りすぎた状態をいいます。これが原因で、心臓への負担や呼吸器の病気など、さまざまな別の疾患を起こすケースが多いことから、立派な病気と考えられています。成犬期に太りやすく、そのままシニア期に入るとさまざまな病気にかかりやすくなるので要注意。
原因
犬の肥満は、食事量の過多、運動不足、不妊手術、老化など様々な原因による。ホルモン疾患などの病気が原因で起こることもある。
症状
体重が増加することで関節への負担も大きくなり、歩行がおかしくなったり、動きたがらなくなったりする。心臓病や糖尿病など様々な病気を併発するリスクも増加する。
診断
BCS(ボディコンディションスコア)を用いて、見た目と触った様子で判定します。
肥満症の治療
食事量を計画的にコントロールし、体重を減らしていきます。肥満によりほかの病気を起こしているときは、その病気の治療もあわせて行います。
肥満症の予防
フードは適正量を量って与え、愛犬が欲しがるままにおやつなどを与えないことが予防に。家族全員でのルールの徹底も大切です。
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