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常同障害[じょうどうしょうがい]
常同障害の症状と治療、予防方法
解説
自分のしっぽを追いかけ続ける、体の一部をなめたりかき続けている、名前を呼んでもその行動をやめないなど、病的なまでに同じ行動を続ける、または何度も繰り返す心の病気です。運動不足や飼い主さんとのスキンシップ不足からくるストレスが原因といわれています。ひまつぶしでなんとなくやったところ、心が落ち着いたために繰り返すようになるケースも。
原因
長時間の孤独や、少なすぎるスキンシップ、過剰な拘束や持続的なストレスなど様々な原因で起こります。
症状
しっぽや前足を自分で噛んだり舐め続けたりする自傷行為、口の届く範囲の被毛部の脱毛などが認められることがあります。自分で自分のしっぽをずっと追いかけ続けるといった症状が出ることもあります。
常同障害の治療
行動治療の専門家による行動改善のトレーニングを行います。場合によっては、抗不安薬などの薬も併用します。
常同障害の予防
毎日数分でも散歩やふれあいの時間を設け、愛犬を退屈させないことが予防に。ただし、犬によっては散歩やふれあい自体がストレスの可能性もあるので、独断で判断しないで行動治療にくわしい獣医師やしつけのトレーナーに相談しましょう。
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