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犬の年齢は人でいうと何才? 月齢・年齢別犬のライフステージのとらえ方
生後8ヵ月までの”子犬期”ってどんな時期?
生後2~4ヵ月
食事面では、毎日体重が変わるスピードで成長するので、人生で一番ともいえるほど多くのエネルギーを必要としています。小さな胃や腸で効率よく消化・吸収できるよう、十分な栄養が取れる食事を与える必要があるでしょう。この時期の栄養状態が悪いと虚弱体質になってしまうおそれもあるので注意してください。
生後5~8ヵ月
食事面では、まだ成犬と比べて多くの栄養を必要としています。
生後9ヵ月~6才の”成犬期”ってどんな時期?
とくに、フードは成犬用フードへの切り替えどきです。小・中型犬は1才より前、大型犬は1才を過ぎた頃を目安に、「成犬用」のフードに切り替えるようにしましょう。その他、定期的な健康診断や寄生虫対策も忘れずに。
生後9ヵ月~3才
子犬期に覚えたしつけを、日常生活に取り入れていきたい時期です。まだ落ち着きがなく体力が有り余っている年齢なので、問題行動は散歩や遊びでエネルギーを発散させると解消することもあるでしょう。
栄養面では、避妊・去勢済みの犬とそうでない犬のエネルギー要求量に差が出てくるので気を付けましょう。
4才~6才の時期
犬に落ち着きが出始めるこの時期は、自然と飼い主さんと愛犬のコミュニケーションが減りがちに。お出かけなどを通して、愛犬と積極的にスキンシップをするよう心掛けましょう。
7才以上の”シニア期”ってどんな時期?
切り替えが必要なお世話の例
- シニア用フードに切り替える
- 定期健診を年1から年2回に増やす
- 老化による不安解消や異変に気づきやすくなるよう、触れ合う時間を増やす
- 愛犬の体力を考慮した散歩時間、コースの見直し
- 住環境に滑り止めやスロープを設置する など
7才~10才の時期
犬も高齢になると病気にかかりやすくなります。見た目は元気でも老化が進んでいることがあるので、定期健診を受けてこれまで以上に体に気を配りましょう。体力が落ちてきているなら体力を使わない遊びを取り入れ、フードが食べにくそうならお湯でふやかすなどして、犬の状態にあわせたお世話に替えていきましょう。
11才以降の時期
人でいえば60才以降の高齢期ですが、何でも手を貸すのではなく、犬自身ができることはやらせて愛犬の意思も尊重してあげましょう。
文/こさきはな
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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