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ぽっちゃりでかわいいは危険…犬の長生きと肥満の関係

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健康長寿のために、治療より予防を重視する予防医学(=ヘルスケア)が愛犬においても注目されています。そこで、注目されている予防医学について、その分野の専門家たちが「犬の飼い主さんがすべきこと」をお教えします。今回は、「愛犬を肥満にさせない習慣」について、獣医師の牛草貴博先生に伺いました。

犬が肥満になると、がんなど命にかかわる病気のきっかけになることがわかってきた

肥満になると、体のさまざまな部位に絶えず炎症が起こります。最近の研究では、その炎症が免疫機能やホルモンに影響を与え、がんや糖尿病など危険な病気を引き起こしている可能性があると指摘されています。肥満は万病のもとということが、科学的にも証明されています。

【健康寿命に直結するワケ】治療が長引く病気になりにくくなり、元気な状態が続きやすい

肥満が一因となる可能性のある病気として、糖尿病、関節炎、膵炎、がんなどがあります。こういった病気は長期の治療が必要なケースも多いため、健康寿命を縮めることに。将来愛犬を苦しめないためにも「肥満にさせない」という意識を飼い主さんがもつことが大切です。

イラスト/鈴木衣津子
イラスト/鈴木衣津子

今スグできる! 肥満にさせないためにしたいこと

【腸内の菌のバランスを整える】“デブ菌”を抑える!

肥満予防には食事や睡眠などのほか、腸内環境も重要です。じつは腸内には脂肪をためこむ菌=〝デブ菌〞が存在していて、その菌が増えると太りやすい体質に。散歩などの運動は腸内細菌のバランスを保ち、〝デブ菌〞を抑えるのに役立ちます。

散歩はできるだけ毎日行くのが理想。30分~1時間ほどは行くようにしましょう。遊びが好きな犬なら、短時間の遊びを毎日何回も行うといいでしょう
散歩はできるだけ毎日行くのが理想。30分~1時間ほどは行くようにしましょう。遊びが好きな犬なら、短時間の遊びを毎日何回も行うといいでしょう

【食事の管理】基本だけど、いちばん大事

肥満の原因は、飼い主さんが食べ物を与えすぎていることがほとんど。かわいくてつい……という気持ちは抑え、体に合った摂取カロリーに収めましょう。

毎日のフードやおやつは量って与えましょう。また、体の代謝も年齢によって変わりますから、子犬期、成犬期、シニア犬期とライフステージごとに食事内容を見直すことも大切です
毎日のフードやおやつは量って与えましょう。また、体の代謝も年齢によって変わりますから、子犬期、成犬期、シニア犬期とライフステージごとに食事内容を見直すことも大切です

【これはNG!】肉などタンパク質ばかりを与える

肥満対策でたんぱく質が豊富な肉を与えていませんか? 適度であれば問題ありませんが、多量に摂取すると腸内環境を乱してしまうことが。〝デブ菌〞が増えるおそれもあり、あまりおすすめできません。

犬も人も、健康に欠かせないのは食事と運動ですね。愛犬を肥満にさせないよう散歩と食事の管理をしっかりしましょう。

お話を伺った先生/獣医師、関内どうぶつクリニック代表 牛草貴博先生
参考/「いぬのきもち」2022年6月号『今日から始める予防医学』
写真/尾﨑たまき
イラスト/鈴木衣津子
文/いぬのきもち編集室

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