犬が好き
UP DATE
休日や夜間の対応しオープンな施設へ「さいたま市動物愛護ふれあいセンター」vol.2
※保護犬の情報は2018年4月10日現在の情報です
さいたま市動物愛護ふれあいセンターで暮らすふれあい犬のVanくん。散歩が大好き
市民に寄り添うことで整っていったセンターの体制
センターの中には、クイズ形式で犬のことが楽しく学べるよう、職員が手作りしたパネルが貼られている。めくると正解がわかる
このような事態に備え(市民が発見したときも同様)、職員は外出や飲酒を控え、何事もないことを祈りつつ待機しているのです。
市民に、そして犬や猫に寄り添い続けてきたセンターの地道な取り組みのおかげか、最近のセンターには数えるほどの犬しかいません。
「何も特別なことはやってないですよ。10年前にできたばかりで歴史が浅いセンターですから、ほかのセンターがやっているいいところを参考にしてきた積み重ねです。というか、さいたま市民の皆さんの意識が高いんです。当たり前のことですが、皆さんちゃんと登録しているし、狂犬病予防注射の済票もつけているし、マイクロチップを装着している犬も多いので、たとえ迷い犬になってもすぐに飼い主さんのもとへ帰れるんですよ」と話す職員で獣医師の岩永貴浩さん。
ふれあい犬のメイくん。とても甘えん坊な性格だそう
「今後は小学校への出張講演や動物愛護の啓発活動にも力を入れていきたい」と、さらなる上を目指す名塚さん。そして、収容する犬猫をいつの日かゼロにしたいと、すぐそこまで来ている目標も語ってくれました。
すぐにゴロンとおなかを見せて歩かなくなるふれあい犬のベイブくん
3回目の記事はコチラから>>
取材・撮影・文/尾﨑たまき
UP DATE