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目をそらすのはストレスサインだった!犬のストレスを知ろう
Q.カーミングシグナルって何?
犬はストレスを感じたときにカーミングシグナルといわれるしぐさや行動をとることが。これは不安な気持ちを自ら落ち着かせるために行います。同時に自分にストレスを与えている相手に対しても、興奮や怒りを抑えて!と伝える合図にもなっています。このしぐさが見られたら無理に止めたりせずに見守り、ストレスの原因を探って。
カーミングシグナルの一例
・あくびをする
・体をブルブルさせる
・床(地面)のニオイをかぐ
・体をかく
・目をそらす
・足や体をなめる
・口をくちゃくちゃさせる
・鼻をなめる など
Q.人と同様、犬もストレスを感じると、鼓動が速くなったり汗をかく?
人はストレスを感じると鼓動が速まってドキドキしたり、手足や額に汗をかいたりします。犬も似ていて、ストレスがかかると脈拍が速まって体温が上昇。体温を下げようとハァハァと呼吸するように。また犬は足裏にしか汗腺がありませんが、ストレス下だと足跡がつくくらい汗をかくことが。
Q.ストレスを感じたときのあくびと、眠たいときのあくびの見分け方は?
カーミングシグナルは、あくびなど生理現象として現れるしぐさと同じ動作のものが少なくありません。ただ、ストレスを感じた場合にするそれは、なんの脈絡もない場面でします。たとえば怒られたときにするあくびは、眠かったり反省していないからではなく、ストレスのサインです。
参考/「いぬのきもち」2023年10月号『これってストレス? 33のギモン』
写真/尾﨑たまき、佐藤正之、殿村忠博
文/いぬのきもち編集室
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