犬が好き
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外が怖くて“散歩拒否”をしていた生後3カ月半の元保護犬 2年後の「たくさんの成長」に喜びを実感!
動画は、初めて日中に散歩に行こうとしたときに撮ったもの。リードをつけて準備万端かと思いきや、ハルちゃんは外が怖いのか玄関から動かなくなってしまったそうです。
お迎え当時の初々しい姿をとらえた動画について、飼い主さんは次のように話しています。
「それまでは、昼間に“抱っこ散歩”をしたことがありましたが、自分で歩くのは人や犬が少ない夜の時間帯で2回くらいのみ。
当時のハルは、夜でもビビッて怖々だったので、『散歩行くよ』と言われても『お外なんて行かなくていいんじゃない? なんかいろんな音がしたり、知らない人がいて怖いし』みたいな感じで、ゲートの手前で動くのを拒否していました」
以前に実家で飼っていた犬たちは、「散歩! はやく!」とはしゃぐタイプのコたちだったといい、飼い主さんはハルちゃんの様子を見て少し戸惑ったといいます。
それからはハルちゃんの様子を見ながら、ハルちゃんのペースに合わせて散歩の練習をしていたという飼い主さん。すると、少ししてから嬉しい光景が見られたそうです。
半月後には、草むらで大興奮するハルちゃんの姿が!
「動画は、ハルとともに実家に1週間ほど帰省していたときに撮ったものです。実家は郊外なので人も少なく、草木も多いのもよかったのか、ハルは外に出ることに抵抗がなくなったようでした。
我が家のまわりは交通量が多めな住宅街で、犬が入れる公園も限られています。車や人と必ずすれ違うアスファルトの道しか経験がなかったハルにとっては、田舎の草の上が嬉しすぎたみたいですね」
およそ2年後の現在は?
「今も『散歩』と聞いてはしゃぐタイプではないですが、私が散歩用の服に着替え始めると『お、散歩だな!?』と反応します。
ただ、なぜかハーネスをつけようとすると家中逃げ回るのに、ハーネス装着後は玄関のドアの前で待機するし、ドアを開けると急いで出て行こうとするので、『散歩に行きたいのか行きたくないのか謎』みたいなところはあります(笑)」
「たとえばですが、以前は近くにある幹線道路が怖くてその近くでは抱っこをしていたのが、今はその道路の信号で座って待てることもあるし、その道路にかかっている歩道橋も渡れるようになりました。
ベビーカーやキャリーバッグのようなキャスター付きのものが近くを通るのもダメだったのですが、それも今はまったく気にならなくなったようです」
これは「さんぽ」というものがよくわからず外はこわいので玄関で「うごきません」をしてる生後3ヶ月半くらいのハル。うちにきて10日後くらいかな。 pic.twitter.com/nj1xQHaGVZ
— ハル (@center_haru_) February 3, 2024
これは一生リピートして観てられる草むら🌱というものに興奮してでんぐり返ししそうになってる仔ハル。
— ハル (@center_haru_) February 3, 2024
ひさしぶりにアルバム見返してて改めてかわいい🤭 pic.twitter.com/htB2NP26Xi
ハルちゃんは保護犬だった
ハルちゃんとの出会いについて、飼い主さんは次のように振り返ります。
「夫婦ともに犬好きだったので、ペット可のマンションに引っ越したことを機に、犬を家族に迎えることを考え始めました。
何犬にするか、ブリーダーさんから迎えるのか、保護犬の里親になろうか…と決めかねていて結局保留になっていたのですが、ある日探すでもなくなんとなく見ていた里親募集サイトで、夫が『このコだ!』と惹かれたコがいたんです。
それが、困っているような哀愁がただよっているような表情をしているハルでした」
その後すぐにお見合いをしてトライアルへと進み、正式にハルちゃんを家族に迎えることが決まったのでした。
家族になってくれたハルちゃんへ、あらためての思い
また、犬だけでなく人も苦手だといい、飼い主さん夫婦以外で懐く人はいないそう。しかし、ハルちゃんは家ではご夫婦にとっても甘えん坊な姿を見せるそうで、飼い主さんは「このままのハルでもいい」とポジティブにとらえているそうです。
「いつか私たち以外の人にも馴れてほしいなぁとは思いますが、ハルを保護した団体のボランティアの人に『全員に馴れなくても、家族に本性を見せられてるなら大丈夫』と言ってもらえたので、『私たちふたりに懐いてくれているだけでも、よしとしよう』と思えるようになったんです」
「ハルは家族なのはもちろん、もういなかったときが考えられないくらい欠かせない存在です。どんなに頑張っても犬の寿命は人より短いです。『もっとハルとこうしておけばよかった』みたいな後悔はしたくないので、可能な限りハルとたくさんコミュニケーションをとっていきたいです。
おもちゃを持ってきて『遊びたい』と言ってきたら遊ぶ、『なでてほしい』と甘えてきたらなでて甘えさせる——日常的に当たり前になっている『いつものこと』を大切にしていきたいです。きっと、最期にはそういう毎日のことがずっと忘れない思い出になると思うので。
それとは別に、ハルとは一緒にいろいろな経験もしたいなと考えています。ハルと一緒に、47都道府県を制覇するのが目標ですね!」
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