犬が好き
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飼い主が外出すると勘違いした元保護犬 膝の上に乗って離れない姿に愛があふれていた
飼い主さんが準備をしていると……
一見すると、まったりとした日常の一コマ。しかし、撮影時にはこんな出来事があったそうです。
「普段はハルをおいて長時間外出することはほとんどありません。ただ、この前日は私が半日外出していて、この日もいつもより早く起きて着替えていたんです。
ハルは『もしかして今日も出かけるのかも?』と感じ取ったのか、私がソファに座ったら膝の上に乗っかってきたんです。そこから5分以上立ち上がれない状態が続きました(笑)」
お留守番かと思いきや、実は一緒のお出かけだった!
出発時間が迫り、「早く準備をしないと」と思いつつも、飼い主さんは葛藤していたといいます。
「『何がなんでも立ち上がらせない』とでもいうように、ぴったりくっついて体を乗せてくる様子がかわいくて。時間よりも、ハルが満足するまでこのままでいてあげたいという気持ちのほうが強くなっていました」
ハルちゃんは、飼い主さんの行動をよく見ているコ
「着替えるだけでは特に反応しないのですが、靴下を履き始めると『散歩だ!』とそわそわし始めます。部屋の中では靴下を履かないので、『靴下を履く=外に出る』とわかっているみたいですね」
ハルちゃんは保護犬だった
出会いのきっかけは、飼い主さんの夫が何気なく見ていた里親募集サイトだったといいます。
飼い主さん:
「夫婦ともに犬好きで、いつか迎えたいとは思っていたのですが、なかなか決めきれずにいました。
そんなとき、なんとなく見ていた里親募集サイトで、夫が『このコだ!』と惹かれたコがいたんです。それがハルでした。少し困っているような、哀愁のある表情が印象的でした」
その日のうちに問い合わせをし、お見合いを経てトライアルへ。ほどなくして、ハルちゃんは正式に家族の一員となりました。
かけがえのない家族として
一方で、家ではとても甘えん坊な一面を見せてくれるそうです。
飼い主さん:
「いつか私たち以外の人にも馴れてくれたら、とは思います。でも、保護した団体の方から『全員に馴れなくても、家族に本性を見せられているなら大丈夫』と言ってもらえて。『このままのハルでもいい』と思えるようになりました」
取材・文/雨宮カイ
※文中の表現は、飼い主さんご自身の表現に沿っています。
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年12月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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