犬が好き
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はいつくばって家から出ようとしなかった“超ビビり”の元保護子犬→年月をかけて飼い主に甘えられるようになった姿にホロリ

「2人の子どもが就職して家を出たので、昔のように犬を飼ってみようかと思い、子どもたちも勧めてくれたのがきっかけでした。
新聞を見ていると、保健所に子犬がいるとの情報が出ていたので見に行き、そこでちくわと出会いました。子犬は何頭かいたのですが、そのなかからちくわを選び、名前をつけたのは長男です。
職員の方のお話によると、海に近い山の中できょうだい犬と一緒に保護されたとのことでした」
お迎え当時は「ビビり」だったちくわちゃん

飼い主さん:
「後日迎えに行くと、抱き上げただけでうんちやおしっこをするほどのビビりで、家に帰ってケージに入れても隅っこで丸くなって震えてしまい、目も合わせられないようなコでした。
散歩も顔を上げて歩くことさえできず、はいつくばって家から出ようともしない状態……。いっぱいなでて声をかけて、徐々に私たちとの生活に慣れてくると、散歩も上手になってきました」
ちくわちゃんは現在5才に

飼い主さん:
「3才くらいからやっと“ふつうの家庭犬”らしくなったように思います。健気で出しゃばることのない、おとなしい性格ですが、私たちにしっかり甘えて愛情表現をしてくれます。
また、ほかの人も怖がらなくなり、散歩で仲よしのワンちゃんと遊ぶことも大好きに。留守番中でもイタズラや粗相(そそう)をすることなく、とてもイイコに成長しました」
「いつまでも元気でいてほしい」

飼い主さん:
「ちくわには健康でいつまでも元気でいてほしいです。そして、もっとたくさんの人に保護犬のことを知ってもらい、犬を迎える際の選択肢のひとつにしてほしいと感じています」
取材・文/長谷部サチ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年9月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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