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【新連載】おばあちゃん犬がやってきた 第1回「飼い始めたのは子犬じゃない」

いぬのきもちWEB MAGAZINEから新たな連載をお届けします。おばあちゃん犬を引き取って暮らしはじめたファミリーのお話です。シニアの犬の可愛さと、命の大切さをめぐる家族のあれこれ、心温まるエピソードをお楽しみください。

飼い始めるのは子犬とは限らない

こんにちは。二児の母でもあり、二頭の犬と二匹の猫と暮らしているtamtamです。

一年前、私たち家族は、ある一頭の犬を新しい家族として迎えました。

子供たちにとっては初めて一緒に生活を送る犬。

わが家が新しい家族として迎えたのは、子犬でも流行りの犬種でもない、雑種の15才のお婆ちゃん犬でした。
物心ついたころから動物に囲まれて育った私。

保護施設やブリーダー勤務を通して命の尊さを学び、シニアを迎えた犬や猫の奥深さと愛おしさを知りました。今は働きながら、個人で細々と保護活動を続けています。

15才のおばあちゃん犬・シロを迎えるまでは、一匹の猫と暮らしていた我が家ですが、シロが来てからはますますシニアが持つ強大な魅力に引き込まれています。

これから書くお話はそんなシロさんとの日々の暮らし、そして何故シロさんと暮らすことになったのかを書いていこうと思います。どうか、暖かく見守りください。
シロは、本当に、とてつもなく可愛いお婆ちゃんなのです。
ここまでピンクパンツが似合う子なんて何処にもいませんよ(親ばか)。

<いぬのきもちWeb編集室よりお知らせ>

2022年10月28日、この連載のおばあちゃん犬の「シロさん」の話を含む書籍「たまさんちのホゴイヌ」が世界文化社より出版されました。売上の一部は出版社を通じてアニドネへ寄付されます。

アニドネ「コミックエッセイ『たまさんちのホゴイヌ』からの寄付について」

登場人物・登場犬猫

作者「tamtam」プロフィール

動物病院で動物看護士として勤務後、現在は個人で犬猫を預かり里親を探す「一時預かりボランティア」を続けている。犬猫の保護や介護について、大変な現実だけでなく、楽しさ・幸せをSNSで発信し大きな話題に。
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。

tamtam インスタグラム

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