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新しい家族が待っててくれた!|連載「こぐま犬てんすけ」vol.18

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こんにちは、スズメ天狗。です。
 
前回、前々回に続いて、飼育放棄された狆のつぐみちゃんのお話です。

飼い主に「マンションに引っ越すから」と8歳で捨てられてしまったつぐみちゃん。
そして、新しい里親さんが決まったと思ったのに、どうにもならない理由で返されてしまいました。

それでも人間が大好き。特に子供が大好きでした。

カフェで過ごすつぐみちゃん

「みんながいて安心だけどやっぱり寂しいな…」

子供が大好きということはきっと小さい子供さんがいる家庭で育てられたのでしょう。

できれば家族が多くて賑やかなお家にもらってもらえたら、と願っていたオーナーさん。

 保護犬カフェのスタッフさんたちもボランティアさんもみんな、そう思っていました。

そして、ついに新しい里親さんが見つかる日が来たのです。

つぐみちゃん卒業が決まりました!

もう二度と悲しい思いをしないようにと、飼育放棄された経緯を詳しく話すオーナーさん。そしてつぐみちゃんには病気もありました。もしかしたら引っ越しだけじゃなく、それも放棄された理由かもしれません。

その病気についても詳しくお話しなければ、里親さんになってもらえません。

断られるのを覚悟でゆっくりと時間をかけ、説明をしたオーナーさん。

それを全て受け止め、心に傷を負っているかもしれない、病気もある8歳のつぐみちゃんを引き取りたいと言った里親さんは家族の多い、賑やかな家庭でした。

5人家族で、全員でつぐみちゃんを歓迎し、家に迎えることを心待ちにしてくれている家族がいる温かいお家です。

どのお客さんにも愛想よく甘えるつぐみちゃんでしたが、カフェに通っている間、里親さん一家が帰る時、いつもガラスの扉の向こうで見送っていたそうです。まるで「どうして帰るの?一緒に連れて帰ってくれないの?」と言っているようで、その姿を見て尚一層、お家に迎える決意が固まったそうです。

やっと幸せになりました。

保護犬カフェのスタッフさんに聞くと「保護犬の子たちは自分が引き取られるお家がわかる」そうです。この人が自分を愛してくれる、迎え入れてくれる人だというのがわかって、連れて帰ってくれるのを待ちわびていたんだと思います。

 

そして迎えた卒業当日、娘さんとお母さんでつぐみちゃんを愛おしそうに抱っこし、みんな大喜びで待っていると、一緒に帰ろうねと笑顔で卒業していきました。


人に捨てられ、寂しい思いをしていたつぐみちゃんでしたが、それでも人を信じ続けていたおかげで、優しくて温かいお家にもらわれて、今はとても幸せに暮らしています。

卒業後のつぐみちゃん

卒業後、里親さんとカフェに来たつぐみちゃんのこの笑顔。

今も時々保護犬カフェに里親さんと遊びに来てるつぐみちゃんは、表情も明るくとても幸せそう。

 
もう悲しい思いをすることはありません。
自分の部屋ももらって、賑やかで楽しい良いお家で可愛がられています。
幸せになって本当に良かったです。


こういう悲しい思いをしている子達はまだまだたくさんいます。幸せになれるのはほんの一部。飼育放棄される子は後を絶たない…。

どの子にもつぐみちゃんやてんすけのような出会いが訪れてほしいと思っていますが、それよりまず捨てられる子がいなくなることを祈っています。

登場人物紹介

前回と今回は保護犬のつぐみちゃんのお話でしたが、普段はてんすけとのお話を描いています。次回からまたてんすけのお話になります。

作者のブログとSNS

現在5歳のてんすけの普段の生活はこちらで見ていただけます。

こぐま犬と散歩〜元保護犬の日記〜

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