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目が見えないシニア犬が飼い主に気がついて【連載】おばあちゃん犬がやってきた 第48回
こんにちは。二匹の猫、二匹の犬と暮らし、二児の母でもあるtamtamです。
我が家は15歳のおばあちゃん犬を新しい家族として迎えました。
シロさん、御年17歳。新年を迎えたばかりのときもこんな言葉をかけられました。
あけ・・・おめ!?

この人は数か月前に愛犬を亡くされたばかり。
決して軽い気持ちで発したわけではないことを私は重々理解しています。
私といえば、一分一秒、シロさんへのセクハラを怠ることなく過ごしています。
ですが、眼も見えなくなり、すっかりボケてしまったシロさん。
シロさんから私を見つけてくれることはなくなってしまいました。
先日、私が机に向かっているとき、ふと、足元に何かの違和感を感じました。
目線をさげ、足元をゆっくり見おろすとそこには・・・
スリッパ枕。

私の足元を枕にして、シロさんが眠っているではありませんか。
少し前までは当たり前だったこの光景。
目の見えなくなったシロさんが私の足元に起用にアゴをのせることは、もうないと思っていました。
涙腺崩壊

嬉しいのか、悲しいのか、よくわかりませんが、涙が止まらなくて。
ああ、このまま時が少し止まってくれたら、と願っていた矢先。
走り去る猫に起こされる老犬

笑っちゃうよね。さっきのノスタルジーを返せよぉぉ。
もう。我が家の子たちはみんな、可愛い子ばかりです。
みんな、ありがーと。
ポジティブお母さん。

なにがノスタルジーよ。その日から、私が寝てるときに
勝手に手とか足とか割り込ませてくるくせに。
まあ、アゴのせに丁度いいんだけどねー。
tamtam プロフィール
犬や猫の保護や介護についての楽しさや幸せをインスタグラムで発信し話題に。それぞれのかわいさをほっこり描いたイラストにファンも多い。
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