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目が見えないシニア犬が飼い主に気がついて【連載】おばあちゃん犬がやってきた 第48回
我が家は15歳のおばあちゃん犬を新しい家族として迎えました。
シロさん、御年17歳。新年を迎えたばかりのときもこんな言葉をかけられました。
あけ・・・おめ!?
決して軽い気持ちで発したわけではないことを私は重々理解しています。
私といえば、一分一秒、シロさんへのセクハラを怠ることなく過ごしています。
ですが、眼も見えなくなり、すっかりボケてしまったシロさん。
シロさんから私を見つけてくれることはなくなってしまいました。
先日、私が机に向かっているとき、ふと、足元に何かの違和感を感じました。
目線をさげ、足元をゆっくり見おろすとそこには・・・
スリッパ枕。
少し前までは当たり前だったこの光景。
目の見えなくなったシロさんが私の足元に起用にアゴをのせることは、もうないと思っていました。
涙腺崩壊
ああ、このまま時が少し止まってくれたら、と願っていた矢先。
走り去る猫に起こされる老犬
もう。我が家の子たちはみんな、可愛い子ばかりです。
みんな、ありがーと。
ポジティブお母さん。
勝手に手とか足とか割り込ませてくるくせに。
まあ、アゴのせに丁度いいんだけどねー。
tamtam プロフィール
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。
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