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シニア世代の飼い主さんが暮らし始めた犬が、腸の病気にかかり…

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この特集では、難病や障がいをもった愛犬とその飼い主さんの、闘病や暮らしの様子をレポートします。今記事から3回にわたって、愛犬の病気に向き合っているシニア世代のKさんと、12才のときに命にも関わる腸の病気を患ったリョウくんをご紹介します。第1回目はKさんに、リョウくんとの出会い、そして病気が発症したときのことを振り返ってもらいました。

先代犬を亡くした悲しみの中、出会った愛犬

Kさんにとって愛犬は、もっとも身近にいる人生のパートナーであり、「孫のような存在で癒される」と言います。隣家に息子さんご夫妻や妹さんもお住まいですが、日々のほとんどをいっしょに過ごしているのが愛犬のリョウくんです。14年前に当時18才の先代犬を亡くしたとき、「もう犬を飼うことはないだろう」と思ったのもつかの間、その半年後、息子さんが柴の子犬を連れてきて、いっしょに暮らすようすすめられました。

「もう高齢だから、これから犬を育てるなんてとんでもないって息子には言ったんです」
ところが息子さんが連れてきた生後2カ月の柴の姿を見たとたん、Kさんはひとめぼれ。
「コロコロとした姿がなんともいえずかわいくて。先代犬と同じ名前をつけました」。
こうして再びKさんの愛犬家暮らしは始まりました。

「自分の年齢のことを考えると不安もあるので、近所の獣医師さんに相談したところ、しつけをしたほうがいいと言われ、紹介されたトレーナーさんとしつけのトレーニングをすることになりました」

根気よくトレーニングしたかいあって、リョウくんはおとなしい犬に育ちました。

「幼いころはやんちゃなところもありましたが、トレーニングのおかげで、病気になった今もあまり手を焼かずにすんでいます」とKさんは言います。

検査と治療で入院。小腸の病気と判明

リョウくんの体調に異変があらわれたのは、2018年7月、12才の時でした。ある日、食事を出してもあまり食べず、吐いたり、便も下痢ぎみになったのです。

動物病院で診てもらい、胃薬などを飲ませ、しばらく様子を見ることになりましたが、症状は改善せず、逆に下痢がひどくなり、体もむくんできました。

再度、動物病院へ連れていったところ、検査と治療のために即入院。1週間後に出た診断結果は「たんぱく漏出性腸症」。完治が難しく、一生つきあっていかなければいけない病気でした。

命を落とす危険もある「たんぱく漏出性腸症」

「たんぱく漏出性腸症」は自己免疫疾患の一種で、たんぱく質を吸収する小腸の力が低下し、生命維持に必要なたんぱく濃度を維持できなくなる病気です。症状は、長引く下痢、全身のむくみ、腹水などです。

免疫抑制剤の投薬や食事療法によって症状の改善を目指します。
治療に対する犬の反応はさまざまですが、命にかかわることも珍しくありません。


次回は、リョウくんの治療の日々でどのような困難があったのか、ご紹介します。

出典/「いぬのきもち」2020年1月号『困難と闘う!……その先のしあわせへ』
写真/尾﨑たまき
文/ichi

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