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原因不明の腹膜炎、さらに腎不全を発症した愛犬、飼い主さんが感じた「生命力」

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この特集では、難病や障がいをもった愛犬とその飼い主さんの、闘病や暮らしの様子をレポートします。今回は3回にわたって、愛犬の病気に向き合っているシニア世代のKさんと、12才のときに命にも関わる腸の病気を患ったリョウくんをご紹介。第3回目は、生死の境をさまよった原因不明の腹膜炎に襲われたときのことと、現在の様子についてお話いただきました。

1回目の記事|シニア世代の飼い主さんと、治ることのない腸の病気にかかった愛犬

2回目の記事|下痢が続く愛犬の腸症に向き合う、飼い主さんの日々とお世話

腹膜炎にかかり、腎不全を発症

腸症を発症してから約1年後の2019年7月、リョウくんは原因不明の腹膜炎に襲われます。

「食欲がまったくなくなり、呼吸が荒く、起き上がることができませんでした。かかりつけの動物病院に運びこんだときには、意識ももうろうとしていました」

一時は生死の境をさまようほどに容体が悪化しましたが、主治医の方の3日間の泊まり込み看病によって回復。ただし、腹膜炎の後遺症で腎不全が残り、退院後も家で24時間態勢の水分補給が必要になりました。

「自分で水を飲めないので、半月ぐらいはリョウのそばでずっと寝起きして、1時間おきにシリンジで水を与えていました。先生のおかげで一命をとりとめたものの、家に戻ってきて療養しているときも、このままお迎えが来てもおかしくない状態が数日は続きました」

しかし、幸いにもリョウくんは徐々に回復していきました。

「鳴く元気もないのに、オシッコをするとなるとふらふらと外へ出ていこうとするんです」
Kさんはリョウくんの生命力の強さを感じずにはいられませんでした。

食事管理をしっかりして、穏やかな生活を心がける

現在、リョウくんの症状は、比較的安定しています。

「腸症による下痢もそれほどひどい状態ではありませんが、これまでどおり食事制限と食事療法、投薬は続いています。先生の指導のもと、おかげさまで腎不全などの症状もやわらいできました。食事をしっかり管理して、無理のない程度に散歩して、規則正しく、穏やかに生活できるよう心がけています」

たんぱく漏出性腸症のほか、食物アレルギーなど複合的な病気にかかっているリョウくん。
現在は3種類の薬を与えているようです。胃腸の薬、肝臓や胆嚢の機能を促進する薬などを食後に投与。朝と昼に、飲みやすいように薬用トリーツ(おやつ)にくるみ、与えます。

「リョウくんの場合、持病があるので食事制限や食事療法が難しいですが、下痢などの症状をうまくコントロールできています」とかかりつけ医の先生も話します。


腸症を患う前は、リョウくんといっしょに日帰りで箱根へ旅したり、横浜みなとみらいの倉庫街にイルミネーションを観に行ったりしていたというKさん。「このまま穏やかな症状が続けば、またリョウといっしょに出かけたいですね」と語っていました。

※各情報は、『いぬのきもち』2020年1月号掲載時の情報です。
出典/「いぬのきもち」2020年1月号『困難と闘う!……その先のしあわせへ』
写真/尾﨑たまき
文/ichi

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