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ボストン・テリアとフレンチ・ブルドッグの違いとは?
ボストン・テリアとフレンチ・ブルドッグは「見た目が似ている」といわれています。そこで今回は、両者それぞれの魅力や特徴、見分ける際のポイントなどについてご紹介します。
ボストン・テリアってどんな犬種?
アメリカ原産のボストン・テリアは、「アメリカ犬界の紳士」という異名をもつほど温和な気質とされ、人なつっこく愛嬌があり、やさしい性格といわれています。
ただし、興奮しやすい傾向もあるので、飼う場合は「マテ」や「フセ」などのしつけを覚えさせ、人の指示で落ち着けるように育てることが大切です。
フレンチ・ブルドッグとは
フランス原産のフレンチ・ブルドッグは、飼い主さんに忠実で人なつっこい気質といわれ、人と一緒に遊んだり、甘えたりすることを好む傾向にあります。
その反面、ひとりぼっちが苦手で留守番を嫌う犬も多いとされているので、飼う場合は子犬の頃から留守番の練習を取り入れ、ひとりで過ごす時間に慣れさせることが大切です。なお、ボストン・テリア同様興奮しやすい部分もあるので、「マテ」や「オスワリ」のしつけも十分に行いましょう。
ボストン・テリアとフレンチ・ブルドッグ、見た目のポイントはココ!
ボストン・テリア
フレンチ・ブルドッグ
両者ともに小型犬に分類され、いわゆる「鼻ぺちゃ犬」と呼ばれる「短吻種(たんふんしゅ)」にあたります。また、「短頭種(たんとうしゅ)」とも呼ばれています。
人なつっこく興奮しやすい部分があるなど、性格にも似ている部分があるようですが、見分けるときはどこをチェックすればいいのでしょうか?
ポイント(1)耳の形
ボストン・テリアの耳は、フレンチ・ブルドッグに比べやや細く、先端は尖った形をしています。
一方、フレンチ・ブルドッグの耳は「コウモリ耳」と呼ばれ、先端はピンと立ったままやや丸くカーブしているのが特徴です。
ポイント(2)毛色の種類
ボストン・テリアの毛色は、ブリンドル、シール、ブラックが認められ、口吻のまわりや目と目の間、首、胸にホワイトマーキングが入るのが特徴です。ちなみにこの毛柄は、白いシャツの上にタキシードを羽織っているように見えることから、「タキシード・カラー」と呼ばれることも。
一方、フレンチ・ブルドッグは、レッドからライトブラウンまでのフォーン、ブリンドル、ホワイト&フォーン、ホワイト&ブリンドルといったさまざまな毛色があり、とくに厳しい制限はありません。
ポイント(3)体形
ボストン・テリアは標準体高28~38cm、標準体重11.35kg程度の小型犬に分類される犬種で、小さいながらに引き締まった体つきをしているのが特徴です。
一方、フレンチ・ブルドッグの標準体高は30cm前後、標準体重は8~14kg程度で、同じ小型犬に分類される犬種ですが、筋肉や骨格が発達しているため、ボストン・テリアよりもがっちりとした印象を与えるでしょう。
比べてみるとさまざまな「違い」があった!
ボストン・テリアとフレンチ・ブルドッグは、ともに短頭種に分類される犬種なので、似ていると感じるかたも多いようですが、比べてみるとさまざまな違いがあることがわかりました。
ボストン・テリアとフレンチ・ブルドッグについて、もっと詳しく知りたいかたは、各関連記事もご覧ください♪
参考/「いぬのきもち」WEB MAGAZINE『ボストン・テリアの特徴と性格・価格相場|犬図鑑』(監修:ヤマザキ動物看護大学講師 危機管理学修士 認定動物看護師 ペットグルーミングスペシャリスト 福山貴昭先生)
「いぬのきもち」WEB MAGAZINE『フレンチ・ブルドッグの特徴と性格・飼い方・しつけ・心配な病気まで|犬図鑑』(監修:ヤマザキ動物看護大学講師 危機管理学修士 認定動物看護師 ペットグルーミングスペシャリスト 福山貴昭先生)
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で「ボストン・テリア」「フレンチ・ブルドッグ」として投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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