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人との関わりが増える年末年始!愛犬のチャイム吠えなどを防ぐには?
帰省などで来客が増えたり、荷物が届いたり、あいさつのために電話が増えたりと、何かと人との関りが増えやすい年末年始。そんななか少し困ってしまうのが、愛犬の吠え。
今回はチャイム吠えや電話吠えについての対策をご紹介します。
場合によっては、過剰に反応せずに様子見を
チャイムが鳴ったときに愛犬が吠えた場合は、「ハウス」などの指示で吠えやませるのが一般的な対応です。
しかし、こういった対応でなかなかうまくいかない場合もあるでしょう。そんなとき、数回吠える程度ですぐに吠えやむタイプの犬なら、そのまま放っておいて様子を見てもOK。
というのも、「吠える」というのは犬の感情表現のひとつであるため、チャイムに反応するのはある意味自然なこと。
来客に対応するときだけ、愛犬を刺激しないように玄関前のドアを閉めるよう心がけましょう。
来客側に協力してもらうのもおすすめ
チャイム吠えは、実はチャイムの音だけが原因ではありません。チャイムが鳴ったときに、飼い主さんが「はーい!」と声を出して慌てた様子を見せることも、興奮してしまう要因のひとつ。
この場合は、チャイムの上などに「ゆっくり出ます」と張り紙をしておき、来客側にちょっとした協力を求めるのもよいでしょう。チャイムが鳴ってもすぐには出ずに、30秒ほどたってから静かに応対してみると、吠えにくくなることが。
また、宅配便などは、コンビニ受け取りを使ったり、時間指定を使うことで、来客時間を可能な限りコントロールするのもおすすめです。
届けてくれる時間が分かれば、愛犬をその時間だけハウスへいれるなどの対策が可能に。
電話で話していると吠える場合は?
里帰りや親せきでの集まりを控える人も多そうな今年の年末年始。
電話であいさつをすませる人も少なくないでしょう。そんな電話の最中に愛犬が吠えるようなら、電話に夢中になっている飼い主さんに「かまってほしい」というアピールかもしれません。
部屋を変えて通話をするとよいですが、日ごろから慣らしておくのもよいでしょう。携帯電話で話しているふりをし、その最中は愛犬に一切かまわないことで、愛犬は「吠えてもかまってもらえない」と学習するでしょう。
吠えるという行動の裏には、愛犬なりの気持ちがあります。
一般的な対応でうまくいかなければ、思い切って発想を転換してしまうのも、飼い主さんと愛犬の負担を減らすためには有効な手段。
今回ご紹介した内容も参考に、年末年始を乗り切ってくださいね。
参考/「いぬのきもち」2017年1月号『しつけ、健康、お手入れ…… 知って得するテクニックを公開します! 愛犬のお世話の裏ワザ大全』(監修:ジャパンケネルクラブおよび日本警察犬協会公認訓練士 日本動物病院協会家庭犬しつけインストラクター 戸田美由紀先生、獣医師 ぬのかわ犬猫病院中田分院副院長 石田陽子先生)
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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