犬が好き
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柴犬あるある、かぶりものを全力拒否する|連載「ここ掘れここ柴」vol.88
今週の「柴犬のここが好き」
どうにかして取りたいとこ。
「ごめんごめん。取ってあげるからちょっと待ってね。
そこまでしなくてもー」
拒否の時の反応が大袈裟になりがち。
必死になりすぎて、心配になる程です。
ぶんぶん振り回して取る派もいれば、黙って受け入れる派もいますが、
モデルさんのように『自分の手で取ろうとする派』もいます。
決して器用ではない前足を一生懸命使っています。
それでも取れないと必死になりすぎるので、慌てて止めに入ります。
おとなしくしてくれた方が取りやすいのに、
「取ってあげるからね」と言っても全く聞こえていません。
どうにかして自力で取ろうとするのです。
もうこうなってしまうと、被り物をさせてしまった自分を責める気持ちになります。
なんとか自力で取れたとします。
そうすると、親の仇のように被り物を引きちぎったりすることもあります。
見るも無残な被り物。
一体あれはなんだっけ?
向き不向きがありますもんね。
被り物はやめようと心に決めるのでした。
今週のおまけ
こよみさんは、自分のベッドをカスタマイズするのが好きです。
ベッドと言うのはこの"ダンボール"のことです。
余談ですが、こよみさんにはベッドとしている場所がたくさんあります。
ワンコ用のふわふわベッドもあるし、日中は大抵ソファで寝ているし、
どこで寝るのも自由なのです。
ですが、こよみさんはこのダンボールベッドが一番のお気に入りで、
一人になりたい時や夜本格的に寝るときはここに入ります。
そして、このベッドをより快適空間にするためカスタマイズするのです。
顎を置きやすいようにくぼみを作ったり、
寝たときにちょうど鼻先が出るようにくぼみの幅や深さを調整したりします。
写真は、おもむろに壁の一枚をはがした瞬間です。
いつも2、3cmくらいの大きさでぶちぶちちぎって微調整するのですが、
このときはなぜか壁一枚を「ぶっちーーーー」と引きちぎりました。
これはおそらく、
「ダンボールベッドが随分古くなってきたから、早く新しいものに取り替えなさい」
と言う合図だったのだと思います。
それにしてもこの必死の形相。
こんな顔してもそれがかわいいんだから。
まったく、敵いませんよ。
作者紹介:ここ柴
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