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「犬がおしりを振って歩くとき」に考えられること 病気が関係していることも!?
この記事では、犬がおしりを振って歩くときに考えられることについて、いぬのきもち獣医師相談室の先生が解説します。おしりを左右に振るしぐさは病気が原因の可能性もあり、注意が必要なこともあるのだとか。
犬がおしりを振って歩くときの心理
「おしりを振って歩くときには、しっぽをあげて嬉しい気持ちでしょう。遊びに誘っているときも、しっぽやおしりを振るかもしれません」
「ただし、このときの表情が嬉しそうでなく、耳を立てて唸っているようなときには、警戒でおしりを振っていることもあります」
犬がおしりを振って歩く…病気が原因のことも
「その可能性もあるかもしれません。たとえば、股関節形成不全のときには、左右のおしりを振って歩く特徴的な歩き方をします。これは大型犬に多い疾患のため、嬉しくておしりを振るよりも、より大きく左右に振っているように見えるかもしれません」
「おしりを振って歩く以外にも…
- 横すわりをする
- 歩き方が左右対称でなくかばうような歩き方をする
- 散歩に行きたがらない
- 階段を嫌がる
- 足を触ると嫌がる
「ゴールデン・レトリーバー、ラブラドール・レトリーバー、バーニーズ・マウンテン・ドッグ、シェパードなどの大型犬、超大型犬に多く見られます。
飼い主さんは普段から、後ろから愛犬の歩く姿を確認する癖をつけて、少しでも違和感があればかかりつけの先生に診てもらいましょう」
「股関節形成不全は遺伝する疾患のため、愛犬の両親に病気がないか確認することが大切です。予防のためには、愛犬を太らせないように気をつけてください。普段から運動をさせて、必要な筋肉をしっかりつけましょう」
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
取材・文/Honoka
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