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寒い季節に犬のお散歩は無理に行かなくてもいい?「冬のお散歩Q&A」

犬は寒さに強いと思われがちですが、寒さへの耐性には個体差があります。そのため、愛犬の生活スタイルや体質にあわせて冬の対策は必要。今回はそのなかでも「冬のお散歩」についてよくある疑問を解説していきます。

Q.日によって散歩の時間を減らしてもいいの?

お散歩中のあるとちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
A.
寒がりな犬が散歩を嫌がる場合は、無理やりいつもと同じ散歩量にしなくてもOK。ただし、散歩量が増えるだけ筋肉量がアップし、寒さへの耐性がつきます。できれば日当たりがよい道を選んで散歩しましょう。
日照時間が短い冬は、午前中やお昼過ぎの散歩が○。

Q.散歩に行くときに防寒対策は必要?

お散歩中のくぅちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
A.
一年中快適な温度の中で暮らす家庭犬は、寒さへの耐性が少ない傾向が。家の中と外での寒暖差が激しいと、体に負担がかかることもあります。部屋を出てすぐ外には出ず、玄関でしばらく寒さに慣れさせましょう。
家の中でも玄関は外の温度に近い場所。10分ほど玄関で体を寒さに慣れさせると○。

Q.元気な犬なら健康のために少し寒くても散歩すべき?

トイ・プードル
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
A.
散歩などで体を動かし、エネルギーを消費すると、筋肉が体の中で熱をつくり、体温が上昇。筋肉量が増えれば、少し体を動かしただけでもポカポカに。少し寒いぐらいの日なら、なるべく散歩に行くようにして。
冬用の洋服は保温効果が高いものが多いので、寒がりな犬なら洋服を着せて散歩させましょう。

シニア犬や持病がある犬は無理をさせないように

健康のためとはいえ、代謝機能が低下しがちなシニア犬や、持病がある犬に無理をさせるのは厳禁。外の様子や気温をみて判断を。

Q.散歩から帰ったあと犬が寒がっていても、とくに何もしなくてよい?

ミニチュア・シュナウザーのうららちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
A.
寒い外から帰ってきたばかりの犬をそのままにしていると、体が冷えて、愛犬が体調を崩してしまうこともあります。足や耳の先、しっぽなどを触ってみて冷たくなっていたら、ホットタオルで温めましょう。
人肌くらいに温めたお湯で濡らしたタオルを絞り、愛犬の足の裏などにやさしく押し当て温めましょう。
いつも同じお世話を繰り返すだけではなく、愛犬の様子や寒さに応じて対策をとっていくことで、寒さから守ることができます。今回ご紹介した内容も参考に、愛犬に合わせた冬のお散歩プランを組んであげてみてくださいね。
お話を伺った先生/野矢雅彦先生(ノヤ動物病院院長)
参考/「いぬのきもち」2017年12月号『寒い季節に必要なことが○×でわかる! 愛犬ぬくぬく冬支度』
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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