犬と暮らす
UP DATE
犬が夜になっても寝ないのはなぜ? ライフステージ別の理由と対処法
いつもはぐっすり寝る犬が"夜になっても寝ない"ときに考えられる理由について、いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生が解説します。
犬が夜になっても寝ないときの注意点
"寝なかった次の日にはいつも通り寝る"など、一時的なものであれば様子をみてもよいでしょう。
ただし、犬が夜に寝ない状態が数日続いたり、明らかに様子がおかしい、食欲や元気などにも変化がみられるといった場合は、念のため動物病院を受診しておくと安心なケースもあります。
今回は、ライフステージ別に犬が寝ない理由とその対処法についてみていきましょう。
①子犬が寝ない場合
- 昼間に寝る時間が長かった
- 遊びが足りない
- 空腹
- 成長によって体力がついてきて、日中に消耗しきれていない
対処法
また、夜に室内を明るくしていると、睡眠のリズムが付きにくくなります。夜はしっかりと暗くして日中に日光を浴びると、生理的なリズムが付きやすいです。
子犬の食餌は身体の成長に応じて増やしていく必要があるため、食事量が適切かも確認して下さい。
②成犬が寝ない場合
- 昼間に寝る時間が長かった
- 遊びが足りない
- 空腹
- ストレス
対処法
夜に寝ない状況が続く場合はかかりつけの獣医師に相談すると安心です。
③シニア犬が寝ない場合
犬の活動量は年齢とともに減ってくるため、無理のない範囲で運動やお散歩、日光浴をさせることを心がけたり、かかりつけの獣医師に相談するとよいでしょう。
夜に寝ない犬や眠れない犬は、日中の過ごし方でぐっすりと眠ることができるかもしれません。参考にしてみてくださいね。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
UP DATE