犬と暮らす
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「犬が室内で遊んでいて怪我を…」 実際に起こった事例と、遊ぶ際の注意点|獣医師解説
【調査】愛犬と室内で遊んでいて、愛犬が怪我をしたり、どこか痛めてしまったことがある?
【体験談】愛犬は室内でどのような怪我をしたの?
骨折した
- 「追いかけっこをして、ガラステーブルに飛び乗って降りた際に骨折しました」
- 「左前脚を骨折。3か月半のとき、ソファから飛び降りて」
- 「2頭飼いをしてるのですが、2頭と玩具遊びをしていて、1頭の足を踏んでしまい骨折させてしまいました」
関節を痛めた
- 「ラブラドールです。子犬の頃走り回っていて、床に置いてあったクッションに足を取られ、転倒。泣き叫びすぐに病院へ行きました。脱臼のような感じになり数日で治りましたが、現在3才で左右の足の筋肉のつき方が違うようで、股関節に気を付けています。とても元気で走り回っていますが、散歩の途中で時々足を引きずる音がします」
捻挫した
- 「おもちゃを投げて持ってくる遊びをしていて 走っていって止まるときに後ろ足をひねったみたいで、すごい声がしました。そのとき、痛めた足を床につくことができませんでした」
- 「走り回って遊んでいるとき、はしゃぎすぎてフローリングで滑って転んで、捻挫をした」
爪が割れた
- 「爪が割れて出血した」
- 「カーペットに爪がひっかかったのか、爪が少し剥がれて出血してしまった」
- 「いつの間にか爪が折れて、床に血が点々とついてました。具体的な原因がわからなかったので、見つけた家族はビックリしたみたいです」
腰を痛めた
- 「2匹で追いかけっこをしていてベッドから飛び降り、腰を痛めた」
- 「フローリングで走ってヘルニアになった」
- 「ソファに飛び乗ったり走り回っていたら、腰を痛めてしまったようです」
その他の見られた怪我やトラブルは…
- 「段差がある所でボール遊びをしていたら、ガタンッと落ちてしまいました」
- 「遊んでたら『キャン!!』と鳴いて、しばらく片足を使ってなかったので病院に連れてったら、打撲と言われました」
- 「元々、左脚股関節脱臼のため股関節骨頭切除の手術をしていて、普段の歩行は問題なくできるのですが、部屋を走り回った後、左脚を痛めしばらく安静にするように医師から診断されました」
- 「散歩中についたくっつき虫がソファに刺さっていて、気づかずに遊んでソファに飛び乗ったら、くっつき虫が足に刺さってしまった」
- 「ボール投げをしてキャッチしようとした時に、愛犬がつまずいて、しばらく歩行に支障がでていました」
【獣医師解説】室内で起こりがちな犬の怪我は?
「室内で遊ぶと、滑って怪我(骨折や脱臼、捻挫)をするトラブルが多いので、対策として下記のようなことをしてあげる必要があるでしょう。
- フローリングにはマットを敷いたり、滑り止め加工をする
- ソファなどにドッグステップをつけたり、階段を登らせないようにするなど、段差がある場所での行動をなるべくなくす
また、どの犬種でもいえることですが、ソファなどから飛び降りて着地を失敗してしまうと、捻挫や骨折をすることもあるので注意してあげましょう」
「ソファから飛び降りたダックスが『ギャン!』と鳴き、そのあとから後ろ足に麻痺の症状が出たコがいました。すぐに来院されましたが、グレードが高かったため、MRIを撮って手術になりました」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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