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この洋食や中華、犬に与えてOK? NG?犬が食べてもいい・食べてはいけない洋食や中華

洋食や中華は調味料やチーズが使われていて塩分が濃いものも多く、犬におすそ分けするには危険な料理がたくさんあります。少量でも犬の体に合わず、中毒症状を引き起こすこともあるので、フード以外に洋食の料理は与えないようにしましょう。

ハンバーガー


与えるならパンの部分だけ

 ケチャップやハンバーグには犬が食べると中毒症状を起こす玉ねぎが入っていることがあるので危険。何もついていないパンの部分を少量なら可。

1日に与えていい量 
4㎝四方

与えるなら
ケチャップや具材がついていないパンだけ。トマトやレタスは洗って与えて

ピザ

×
具に調味料が多いので、与えないように

 トッピングに玉ねぎが入っていることがあるので要注意。そのほかの具材やソースにも、調味料や食品添加物などが使われていることが多いので、与えないほうが安全。

カレーライス

×
玉ねぎのほかに犬の体によくないものがたくさん

 中毒の原因となる玉ねぎが入っており、塩分や糖分、刺激物も多く含まれます。

チャーハン

×
玉ねぎやねぎ類が含まれ、油分・塩分も多すぎる

 中毒の原因となる玉ねぎやねぎが使われていることが多く、調味料も犬には味が濃すぎます。

ラーメン

×
麺、スープともに塩分が高い

 中華麺は塩分が多く練り込まれています。また、スープにはねぎ類が入っていることが多く、塩分濃度も高いため、犬には与えないで。

冷やし中華


つゆなしでも麺は与えないで

 からしやタレがかかっていないなら、上に乗っている錦糸卵やきゅうりは少々与えても○。ただし中華麺やハムは塩分やカロリーが高いので×。

1日に与えていい量 
20g
小さじ1

与えるなら
錦糸卵なら小さじ1、きゅうりなら20g程度

アメリカンドッグ

×
添加物や糖分、油分が多いため控えて

 生地やソーセージに糖分、塩分、油分が多く含まれており、肥満の原因に。添加物も多いため与えないで。

グラタン


グラタン
塩なしでゆでたマカロニなら

 塩を加えずに、ゆでただけのマカロニであれば与えてもいいでしょう。ソースは、玉ねぎの成分が含まれることが多いので×。

1日に与えていい量 
1〜2本

与えるなら
ゆでてからよく冷ましたマカロニを1〜2本

サンドイッチ


具材やソースに玉ねぎが隠れていることが

 サンドイッチは具材に玉ねぎ、ソースにオニオンパウダーなどが使われていることもあります。パンだけを少量与えるなら○。

1日に与えていい量 
5cm角

与えるなら
パンの耳だけ5cm角

シチュー

玉ねぎが入っているので中毒を起こす危険も

 塩分や脂肪分が高いほか、玉ねぎを煮込んだものが多いため、犬に与えると中毒症状を起こす可能性も。ビーフシチューも同じ理由でNGです。

ビーフステーキ


にんにくや調味料などを使っていないことが重要

塩、こしょうやにんにく、玉ねぎを含むソースを使っていない場合に限りOK。切った赤身部分を、少量与える程度に留めましょう。

1日に与えていい量 
5g

与えるなら
中まで火が通ったものを5g程度

ハンバーグ

×
玉ねぎは犬に中毒症状を引き起こす

 ハンバーグには、犬に中毒性のある玉ねぎが入っています。

フライドポテト

×
脂と調味料がNG

 脂や味つけの調味料がしみているので犬の健康を害します。

フライドチキン・唐揚げ

×
高カロリー・高塩分のため与えないで

 油で揚げるため、高カロリーで、塩分や調味料も多く含まれます。フライドチキンはのどや消化器官に骨が刺さる可能性も。
判定の見方


少量なら与えても害はない少量で、かつたまに与える程度ならば大丈夫です。


与えるならば注意が必要。与えすぎると下痢や体調不良の原因になります。分量をしっかり守って。

×
与えると命にかかわることもあるので与えないで。犬が食べると中毒を起こしたり、健康を害することがあります。

量の目安

「与えるなら」で掲載している分量はあくまで目安です(写真はほぼ実物大)。ドライフードを主食にしている体重5kgの健康な成犬を想定した分量です。5kg未満の超小型犬は表示の分量より少なめに与えてください。
※とくに表記のないものは1日分の上限目安量です。「与えるなら」の分量の上限まで与える場合、1日におすそわけする食べ物は1、2種類にとどめましょう。

その他
※食べ物を与えるときは、のどに詰まらないよう、細かく切るなど下処理をしてから与えてください。
※○△×の判定や量の目安は、ASPCA(アメリカ動物虐待防止協会)などの最新の中毒報告等を加味して制作しているため、「いぬのきもち」本誌掲載の類似企画と異なる場合があります。
※どんな食べ物でもアレルギー症状を引き起こす可能性はあります。愛犬に与えて異変が出たら、ただちに与えるのをやめて、獣医さんに見てもらいましょう。
※問題のない食べ物でも、初めてだと下痢をしたり発心をおこしたりすることも。様子を見ながら少しずつ与えましょう。

出典:いぬのきもち別冊「犬に与えてOK?NG?食べ物図鑑」
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