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暑い日の散歩ルートや時間の考え方 愛犬の安全が最優先に

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犬を飼ううえで欠かせない散歩。しかし、夏の暑い時期は熱中症の危険が伴うので、散歩のルートや時間帯に注意を払う必要があります。今回は、夏場の散歩での注意点などを、獣医師の原修一先生に伺いました。

夏場の散歩コースはしっかり考えよう

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークのくぅくん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
暑い夏の間は、よく行く散歩コースを見直してみましょう。
例えば市街地などは、建物が密集していたり室外機から熱風が出たり、周囲が暑くなりやすい環境です。いつもの散歩コースに市街地が含まれている場合は、避けたほうがいいかもしれません。

おすすめのコースは、公園や並木道、川沿いなどの自然豊かな場所。木陰があったり風が抜けやすかったり、夏でも比較的涼しいのがその理由です。

散歩の時間は早朝がベスト!

アメリカン・コッカー・スパニエルのリタちゃん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
年々、夏の暑さが厳しくなってきています。午前中からかなり暑かったり、夕方になっても気温が下がらなかったりしているため、まだ暑いと感じる時間帯は避けたほうが無難。
近年は熱帯夜も増えていることから、夜散歩に行くよりも、気温が下がりきった早朝に行くのがおすすめです。

猛暑日は散歩を控える選択も

ミニチュア・ダックスフンドのはなちゃん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
夏の散歩時は、水を多めに持っていく、地面が熱すぎないか触って確認するなど、事前の準備は必須です。しかし、いくら対策をしても猛暑日の散歩は危険が伴います。散歩が好きな犬も少なくないため、「愛犬が行きたがるなら極力散歩をしてあげたい」と思う飼い主さんもいると思いますが、暑すぎる日は散歩をしないという選択肢ももっておきましょう。

「吠えさせないしつけ」も熱中症予防になる!

Mixの茶豆ちゃん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬は興奮して激しく吠えると、体温が上昇します。暑い日の散歩中に、ほかの犬や人に反応して吠えてしまうと、熱中症のリスクが上がってしまうのです。
そのため、吠えやすい犬の場合は、吠えさせないしつけを行っておくことが熱中症対策につながります。愛犬が吠えやすいと感じている方は、ぜひ試してみてください。
重症化すると、命に関わることもある熱中症。散歩時は特に注意が必要なので、しっかりと対策をし、あまりにも暑い日は外に出ないなど、臨機応変な対応を心がけましょう。
お話を伺った先生/原修一先生(上野原どうぶつ病院院長)
参考/「いぬのきもち」2021年8月号『愛犬を守れるのは、あなただけ! 解くだけで、するすると知識が身につく! 熱中症ドリル』
文/東里奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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