犬と暮らす
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ケガや不調の原因にも!犬の体のゆがみの特徴とチェックポイント
姿勢や体の使い方のクセが犬の体のゆがみにつながる
体のゆがみが原因で起こる体調不良とは
老化を早める
痛みが連鎖していく
血流が悪くなり疲れやすくなる
ケガをしやすくなる
愛犬の体がゆがんでいるかどうかのチェックポイント
対して、生活習慣やクセによって引き起こされている場合は、日々の生活習慣を改め、また意識的にケアをすることで、体のゆがみを解消したり、進行を食い止めたりすることができます。まずは以下のチェックポイントで、愛犬の状態を把握するところから始めましょう。
ゆがんでいる症状
- 立ち姿勢のとき、足がつけ根からまっすぐ地面についていない
- オスワリのとき、後ろ足を投げ出すようにしている
- 爪の削れ方が不均等で、肉球の形がいびつになっている
- 足を拭くようなとき、3本足になるとバランスが崩れやすい
- 寝るときの体勢がいつも同じ
- 太ももの太さが左右で違う
- 首を左右に曲げる動作をするとき、右か左いずれかに偏りがち
- 足を上げずに関節を伸ばしたままの状態で歩く
体のゆがみは主に、「姿勢の崩れ」「偏った体の使い方」「筋肉バランスの悪さ」「関節の可動域の狭さ」としてあらわれます。上記ひとつでも当てはまれば、体がゆがんでいます。とはいえ、まったく体がゆがんでいないことはまれであるため、チェックがついても気落ちせずにケアしていきましょう。
ゆがみを誘発する習慣
- 散歩のとき、前へ前へとリードを引っ張って歩く
- 散歩のとき、飼い主の左右どちらにつくかが決まっている
- 滑りやすい床で暮らしている
- ふだんオテはよくするけれど、オスワリをしない
- ディスクなどドッグスポーツに頻繁に取り組んでいる
体の一部ばかりに負荷をかける生活の習慣や、右だけ・左だけなど偏った動作を繰り返し行わせること、姿勢が崩れやすい・体勢を変えにくい住環境などは、犬の体をゆがませる原因になります。上記の習慣にひとつでも当てはまれば、ゆがみ予備軍です。
参考/「いぬのきもち」2023年3月号『体の“クセ”を整えて健康長寿を目指そう!犬のゆがみケア』
文/宮下早希
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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