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犬の歯が欠けた! 折れた! 歯の「破折」トラブルとは

犬のお口のトラブルのひとつに、歯が欠けたり折れたりする「破折」があります。では、犬の破折はどのようなときに起こりやすいのでしょうか。

「犬の破折のトラブル」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。

犬の破折とは

愛犬の歯が欠けた! 折れた! 歯の「破折」トラブルとは いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
――犬の破折とはどのようなことをいうのでしょうか?

岡本先生:
「犬の歯の一部が欠けたり折れてしまうことを破折といいます。」

犬の破折が起こりやすいタイミング

愛犬の歯が欠けた! 折れた! 歯の「破折」トラブルとは いぬのきもち
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――犬の破折はどのような場面で起こりやすいですか?

岡本先生:
「犬の歯が欠けたり折れてしまうのは、蹄などの硬いおやつやおもちゃなどを噛んでいるときであったり、ケージなどを噛んだときなどに起こりやすくなります。」

犬の破折の治療法

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――愛犬の歯が欠けたり折れたり、歯髄が見えてしまっている場合、動物病院ではどのような治療が行われるのでしょうか?

岡本先生:
「破折の状態にもよりますが、治療としては、抗生剤を内服する、抜歯を行う、根管治療(歯髄の入っている歯の内部に対する治療)を行うなどの方法が選択肢になります。症状によっては経過をみながらそのまま温存することもあるでしょう。」

犬に破折がみられた場合は動物病院の受診を

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――愛犬の歯が欠けたり折れたりした場合、飼い主が気をつけることはありますか?

岡本先生:
「もし、愛犬の歯の破折を確認した場合は放置せず、できるだけ早く動物病院を受診して歯の状態を確認してもらってください。

少し欠けてしまっていて温存する選択をした場合も、愛犬に痛がる様子はないか、普段の食事の食べ方がおかしくないかなどの様子をみながら、かかりつけの獣医師の指示のもと経過観察をする必要があるでしょう。」

健康診断などで動物病院を受診するまで愛犬の歯の破折に気がつかなかったという場合も考えられます。日頃から愛犬のお口の中や歯の状態をチェックしてあげることは大切ですね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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