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シニア犬の冬の体調管理でできること 寒さ対策、運動は?
今回は『環境づくり』『寒さ対策』『体調管理』『運動』の4つの面から「シニア犬の冬の過ごし方で気をつけること」について、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に話を聞きました。
シニア犬の冬の環境づくりで気をつけること
原先生:
「愛犬の寝床は窓際などのすきま風が当たる場所を避け、暖かい場所に設置しましょう。
また、シニア犬にとって滑りやすいフローリングは転倒のリスクがあるのでマットを敷くなど安全に移動しやすい工夫をしてあげるとよいでしょう」
シニア犬の冬の寒さ対策で気をつけること
原先生:
「室温は20〜25℃を目安にシニア犬が快適に感じる温度を一定に保ちましょう。冷たい空気がたまりやすい床付近を重点的に温めたり湯たんぽや毛布、服などを活用するのもおすすめです」
シニア犬の冬の体調管理で気をつけること
原先生:
「冬は犬の飲水量が減りがちなので、新鮮な水をいつでも飲めるように工夫しましょう。
愛犬の食欲や体重、排泄の様子を毎日チェックし、持病などがある場合は変化がないかを定期的にチェックしてあげてください」
シニア犬の冬の運動(散歩)で気をつけること
原先生:
「一番寒い早朝や夜間の散歩は避け、日中の暖かい時間を選びましょう。シニア犬の足腰への負担を減らすため無理なく短めの時間で、防寒着を着せて散歩に出かけるなどの寒さ対策も大切です」
シニア犬の冬の過ごし方で気をつけること
原先生:
「愛犬の『いつもと違うかな? 』という小さな変化に気がつく観察力を常に心がけましょう。
また、愛犬のペースを尊重し無理をさせないことが大切です。愛犬のペースに寄り添って穏やかな冬を過ごさせてあげてください」
シニア犬の飼い主さんは、愛犬の冬の体調管理の参考にしてくださいね。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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